釣りビジョン番組収録の撮影

2021年6月15日
【釣りビジョン番組収録の撮影】
【魚を保護する管理釣り場とキャンプ場を作ったwebデザイナーでアウトドアプロデューサーとして取材していただきました。】
【7月1日に釣りビジョンで放送されるみたいです】
【メロン作りにチャレンジもたっぷり聞かれました】
【でも、ホントは出演するの悩んだ】
【マジで僕で1時間番組作るの??!Σ(゚д゚lll)】
【憧れの人に会いました】
【はじめの一歩 リカルド・マルチネス】
【JOJOの奇妙な冒険 ジョースター卿】
【天空の城ラピュタ ドーラの息子】
【ワンピース 茶髭 ポルシェーミ】
【釣りビジョンのあの番組】
【世界チャンピオンがやって来た!】

先日、メールが来た。
キャンプ場に管理釣り場を作ったプロデューサーに話を聞きたい。フライフィッシングしてキャンプの本出してるし、と、釣りビジョンのムカサさんからのお便りでした。
うむむ、正直、悩みました。
番組出たら、現在、広く知られてるとは言い難い「炭焼の杜 フライ・テンカラ キャッチ&リリース専用管理釣り場」が全国の釣り好きさんに知ってもらえて、もっとお客様が来て貰えるかもしれない。そしたらもっと売上も上がって魚の保護もできるやもしれぬ…。

でも、恥ずかしい。
この前の「ひととき」は雑誌だったから、僕のまとまりの無い話しをプロのライターさんが丁寧に聴いて下さり、とても素敵にまとめて下さった(和田さんありがとうございました)。プロのカメラマンエビスさんが素敵な写真を撮って下さいました。(エビスさん感謝しています)
でも、今度はテレビだ…。動画はそのまま映る…。
動画はヤバい…。修正効かない。

しかも、全国の筋金入りの釣り好きが見る歴史ある「釣りビジョン」である。釣りビジョンの視聴料は月額1,320円!無料で見れる訳じゃない。日々釣りに行くだけじゃ物足りず、お家でも釣り!テレビをつけたら延々と釣りが流れるという釣りキチの中の釣りキチが見ている猛者だらけの視聴者なのである。そりゃもうものすごい!釣り具店でもよく流れてる映像である。

キャンプ場に取材に来て、テントの張り方や焚火の起こし方、キャンプでの料理…、基本トーク番組だから色々な僕の考えたことやアレコレを話さないといけない。
放送時間は?何分だっけ?1時間?1時間もあるの?僕の話しとキャンプとフライフィッシングで1時間…。
そして、何より、フライフィッシングをしている撮影もするという。
自慢じゃないが、僕はフライフィッシングが好きだが、キャストや釣りが「上手では無い」早い話しがヘタクソである。綺麗に上手に投げる事より、楽しく釣る事や、ドンドン先に行って「この川の奥はどーなってんのか?」を知る方がワクワクするのだ。
まぁ13年も好きで何回も何回もやってるんだから「出来なくはない」のだけれど、僕より上手い人は知る限りで両手両足の指を2回3回づつ使っても足りないくらいだ。
ジンギスカン好きのハラユタカさんやユカワさん、サトーさん、野田さん、青山さん、弾丸兄さん、イナダさん、チャーハンさん、ムタくん、トシタケくん、などなど数え出したらキリがない。ぶっちゃけ下から数えた方がナンボか早い。
それなのに、全国の釣り好きの総本山とも言える番組、釣りビジョンの老舗番組である…。
フライフィッシングがとんでもなく上手い人が見てる番組でフライフィッシングを動画で撮影されるのである。

ディレクターさんのムカサさんに何度も何度も確認して聞きました。
「フライフィッシングが上手い人ってカテゴリで出ませんよね?」「キャンプ場作った人、とかアウトドア的なカテゴリですよね?名人とかって扱いなら出たく無いです!無理です。名人ってんならジンギスカン好きのハラユタカさんを紹介します!」と、返事はそれでokです。フライ名人って扱いではありませんだった。
うむむ、正直悩んだ…。
炭焼の杜の管理釣り場を全国の釣り好きに紹介したい。魚を増やしたい…。でも、恥ずかしい…。
コイツこんな下手なのに、よくテレビ出るな…。ときっと僕なら思う。
残間さんも出てた番組。

司会というか、メインキャスターの菅原さんはもちろん拝見した事がある。釣りビジョンで陽気に笑ってる細いダンディなおじさんだ。
確か声優だったよな…。
Wikiってみた。
すごい色々な声をやってる。確かに素敵な声だ。
ベテランである。
ラピュタの声もやってるのか!
JOJOのジョナサンのお父さん!ジョースター卿か!!僕がどれだけJOJO好きか!ムカサさんは知っていてメールくれたのか!?姉ちゃん明日って今さ!!ウリリリリィ!
ワンピース?!!ワンピース!!茶髭かよ!パンクハザードかよ!ポルシェーミかよ!サボーー!(涙)
はじめの一歩?!はじめの一歩?!の?Σ(゚д゚lll)
リカルド・マルチネス!!!???
Σ(゚д゚lll)
あのリカルド・マルチネス???
フェザー級の絶対王者!あの伊達さんを倒したあのリカルド・マルチネス??!

一歩くんを左だけで事実上のKOに追い込み、伊達さんのコークスクリューのハートブレイクショットを肘でブロックし、避けて下さい!伊達さーーん!からの
「グッバイ エイジ ダテ」の???
あの名台詞を言った声のご本人。
僕…リカルド・マルチネスと話せるの???世界チャンピオンと??!
心は決まった。
「お受け致します。」

2021年6月14日15日と2日間に渡る撮影を今日無事に終えました。
スタッフの皆様は、素晴らしいプロフェッショナル揃い。
素敵な笑顔の菅原さんと綺麗で素敵なモデルさんの菖蒲さん。
カタコトの日本語を話す外国人のような僕の相変わらずまとまりの無い、どこに着地するかわからない話しを優しく導いてくれました。

撮影の合間に、渾身の勇気を振り絞って、あのう…リカルド・マルチネスさんですよね。
お願いです!サイン下さい!と「はじめの一歩 38巻(伝説のマルチネスvs伊達戦収録)」を差し出して菅原さんから快くサインを頂きました!やたーーー!!!

その後も、釣りとキャンプとは関係の無い、「尊敬するボクサーは?」とか、ラピュタの声は誰の声をやっているんですか?(ドーラの息子達やムスカの部下とか炭鉱夫とか色々やってるんだって!ウヒョー!僕が何回ラピュタ見てるってんだ!理想の女性ドーラですよ!本物の空賊だ!!40秒で支度するよ!)
ワンピースの収録のお話も聞かせて貰っちゃった!(好きな食べ物ゴムゴムの実ですよ僕はギア3に入れますよ!)などなど至福と興奮のひととき。休み時間が待ち遠しいぜ!

かくして、変な汗をかきながら2日間撮影をたっぷりして、
相変わらず1人じゃ何にも出来ない僕は、サトリカ、山田のオガサさんとカズヤさんの山田ブラザーズ、管理人のお父さん、山本サトシさんとミスズちゃん夫妻らのアウトドア仲間にとんでもなく助けられながら無事に終える事が出来ました。
なんと、この撮影が1時間の番組になって7月1日に放送されると言うことです。
まとまりの無い話しはもうすでに何を話したかは覚えてないし、思い出すのも恥ずかしいのですが、まぁなんとか終わった。
あとは編集をムカサさんがやって下さるので全てムカサさんに煮るなり焼くなりやって頂くだけです。

あー!嬉しいな!菅原さんにはじめの一歩の38巻にサイン貰っちゃった!リカルド・マルチネスって書いて貰ったんだもん♪一生の宝物にします。しかも「尊敬するボクサーは誰ですか?!」って質問もしちゃった♪うふ。
記念に忘れられないリカルド・マルチネスの名セリフをここに記したいと思います。
「尊敬するボクサーは?と聞かれたら私はためらわずこう答えるだろう その選手は東洋の小さな島国にいる ジャパンという名の国で出会ったサムライだと!!」
「グッバイ エイジ・ダテ」
くぅー!!カッチョいいーー!!

菅原さん、菖蒲さん、ムカサさん、プロフェッショナルなスタッフの皆さま。いっぱい助けてくれた仲間、サトリカさん、オガサさん、カズヤさん、管理人のお父さん、サトシさん、ミスズちゃん、2日間留守を守ってくれたマサ、タカノ、温室でメロンを手入れしてくれた横山さん、すなこ、小川さん。本当にありがとうございました。心から感謝致します。

釣りビジョン「参るぞ狼」
https://www.fishing-v.jp/program/series.php?p=1040

近況報告「ぐるぐる回転寿司」の準備

2021年5月25日
【近況報告】
【朝メロン】
【昼にズーム会議】
【午後デザインのお仕事】
【夕方ぐるぐる回転寿司の資材積み込み】

皆さまお元気ですか?今日は良い天気でしたね。
今回は僕の近況を載せさせて頂こうと思います。

朝、9時からメロン温室で作業。小さなメロンの玉が出来て来ました。違う温室では来週の交配に向けての準備をしています。

温室の中は今日みたいなお天気の日は暑くて汗が出てきます。
アウトドア用のパタゴニアの長袖シャツが活躍しています。最近は登山用の服で生活しています。

昼前に終わって事務所に、デザインのお仕事とスタッフとチェック、午後は北海道の方とアマニ油の企画のズーム会議でした。

長野のりんごジュースの百貨店用のラベルのデザインや、エッグタルトの新しいお土産のデザイン、ドライヘッドスパのwebのデザイン、美容院のwebと看板のデザイン、あと見積もりを何種類か作ったりチェックしたりしました。

夕方に、明日5月26日水曜日の【アウトドアの学校特別講座 ぐるぐる回転寿司】に使う機材のリスト、受講生の名簿とタイムテーブルと教室の掲示ボードの確認。明日の「アウトドアぐるぐる回転寿司」は、持ち物はお弁当だけ!全ての道具はこちらで用意します!というウリなので、テントとタープ、テーブルと椅子が12脚、ヘルメットと焚火台と、マイクと「てんぐの小太鼓」とバーナーとザイルとカラビナとハーネスなど、ありとあらゆるアウトドアギアを持ちこまねばなりません。

アウトドア用品を収納してあるマツヤマデザインのあるビルの3階から必要なものをセレクトしてエレベーターで運び出して、僕の車とマサのデリカに詰め込むのです。

6人乗りの年代もののエレベーターに詰めるだけ詰め込みます。

その後、先日の500キロの旅で無くなっちゃったガソリンを入れながら、明日の不足品を買い足しにピアゴに行きました。あったあった。コレでヨシ♪。

明日は6時には出発しないといけないので、温室には行けないので温室番長のヨコヤマさんに誘引をお願いして…。

さらに今週の土日にはアウトドアの学校のナンバーシリーズの2回目の講義と3回目の講義なのでその準備と関係各所の連絡もしなければなりません。用具も全て車から下ろして木曜日には詰め替えなきゃだわ。

夜に明日の講師のゼキさんと渉さんとサトリカとマサと明日の講義の段取りの確認と集合時間の確認を済ませました。
そんなこんなであっという間に夜になりましたが明日は天気もいいし、素敵な体験をみんなにしてもらえたらいいなと思って張り切っていきましょう^ ^
たくさんの方に支えられている事に感謝して頑張ります。
受講生楽しんでくれるかなぁ…。わくわく。

【雑誌掲載のお知らせ】ウェッジ出版社「ひととき」

2021年5月20日
【雑誌に載りました】
【新幹線グリーン車】
【ウェッジ出版社 「ひととき」】
【全国の書店で販売】
【旅の雑誌 ひととき】
【本日 5月20日販売開始】
【鉄道ファンとしてこんな名誉なことはない!!】
【発見した方ご報告ください】

先日、3月に琵琶湖で取材を受けた雑誌【ひととき】さんが発売されました。

雑誌【ひととき】さんは、ウェッジ社さんの雑誌で、新幹線のグリーン車に乗ると置いてある旅の本です。
あの、新幹線の中のアナウンスの「時代の最先端を行く雑誌♪ウェッジをはじめ♪」っていうのですね。

全ての新幹線のグリーン車の席に置かれている他、全国の書店で本日5月20日より販売開始されるとの事です。

キャンプとグランピングの特集記事という事で、泊まりがけの大掛かりな取材だなぁと思っていたら、巻頭カラーで20ページ以上も載っているし、あまつさえ表紙に名前まで載せて頂き身に余る光栄です。

内容は、日本で初めてキャンプが行われた記録から100年。その記念碑の残る琵琶湖畔に現代のグランピングとキャンプの旅をするフードコーディネーターさんの飯島奈美さん(映画「かもめ食堂」などのフードコーディネートをされた方です)と、アウトドアプロデューサーである僕が「旅人」として旅をする。という内容です。

今日、三島から帰ってくる新幹線で、恐る恐るグリーン車を覗いたら、全ての席に「ひととき」が置かれていてビックリしました…。ハラハラするよ…。

早速、聖子さんから「見つけた!」と連絡がありました。シートの網から僕の名前が見えたらしい…。さすがめざとい。
近くの書店でも販売されているのかしら?どなたか本屋さんで見かけたら教えて下さい。読んでいただけたら幸いです。
ウェッジ社の「ひととき」のホームページはこちらです。(ちょっと読めます)
https://wedge.ismedia.jp/list/hitotoki

中身はこんな感じ、22ページ、特集でグランピング&キャンプの旅として載っています。22ページ…。

取材した時のスタッフのみなさんとの写真。
佐藤さん、和田さん、蛭子さん、素晴らしいスタッフの皆様のおかげです。ありがとうございました。

【雑誌に紹介されました】炭焼の杜明ヶ島キャンプ場

2021年5月6日
【雑誌に紹介されました】
【炭焼の杜明ヶ島キャンプ場】
【『男の隠れ家』2021年6月号】
【いやはやなんとも】

先日雑誌社からご連絡頂いて取材に応えたのですが、それが出版されて、雑誌が郵送されてきました。

記事の内容は「必ず訪ねたくなる○○なキャンプ場」という特集です。僕のプロデュースした「炭焼の杜明ヶ島キャンプ場」のウッドデッキサイトについてでした。

雑誌のタイトルは『男の隠れ家』!!!!!デーン!と、なんとも気恥ずかしくなっちゃうようなド直球の雑誌です。いやはやなんとも…、逆に載った僕が照れくさくて隠れちゃいたくなります。

だって、タイトルがさ、
「男の!!!!!!隠れ家!!!」
ですよ、
「魁!!!!!!!!男塾!!!」的な何かを感じるね僕は、油風呂!富樫源次ッ!!!二号生筆頭赤石剛次!男塾名物ッ!打怒泥気(ウッドデッキ)!!!みたいなね。氣志團の愛羅武勇てきなね。余談だけど、最初に「男の」とか「女の」とか付けると何でもないものでも途端に面白くなってきたり、よくわかんない意味を持たせるから不思議よね。「男のFAX!!!」とか、「女の上履き!!!!」とかね。「女の決断」とか「男の未練」とかね、演歌の匂いもしてくるから不思議よね。
男だけじゃなくて女の子もお爺ちゃんもお婆ちゃんも来てくださいね~♪ 僕針愚だよ~♪とか言いたくなっちゃうわけです。

日本全国の特徴あるキャンプ場をピックアップして掲載するキャンプ特集にプロデュースしたサイトが載り、そして全国発売されるのは非常に光栄なことで、ありがたいのでありました感謝です。

ちなみに、もう一冊、「ひととき(ウェッジ出版)」さんという雑誌の取材を受けていて、それが今月に発売される予定です(次のはこの前琵琶湖に行って特集の取材を受けてきた分です)。

それも発刊されたらお知らせいたしますので、ぜひ「男の隠れ家2021年6月号」と一緒に本屋さんでお手に取って見てくれたら幸いです。全国の書店やコンビニなどで販売中です。
よろしくお願いします。

【屋久島プロジェクト】視察 グランピング場が経営できるか

2021年4月29日
【屋久島でグランピング場】
【経営が可能かどうか視察】
【アウトドアプロデューサーのお仕事】
【ときどき釣り】
【山小屋泊 寝袋生活】

盟友チャーハン氏の故郷、屋久島にグランピング施設が設置されて可能かどうか?そして作ったら採算が取れるかどうか?視察の旅に来ています。

泊まるのは、現在リフォーム中のチャーハン氏の生家。
30年放置された庭と畑は10m近い木がはえ、ジャングルのようになっていました。

今回の旅はチャーハンさんと美鈴ちゃんの3人旅。
明るいチャーハンさんと笑顔で気が利く美鈴ちゃんという素敵なトリオでワイワイキャッキャと過ごしています。

ゴールデンウィーク前ということもあり、観光客は皆無。
静かな島時間を満喫。島をレンタカーで一周し防波堤や磯もくまなくチェック!
旅をするにはロッド(釣竿)は忘れてはならない道具です。行く先々で島の釣り人に挨拶して、釣れる魚、潮、仕掛けなどの話を聞くのも旅の醍醐味です。


(ハデなアロハ着てるとハデな魚釣れる。)

屋久島の釣り人は皆優しくて、とっても親切。頼んでいないのにコマセを撒いてくれたり、泳がせ釣りにコレ使いなよ!と釣れたばかりの魚をくれたり、今日初めて会った僕たちに良くしてくれました。

朝から晩まで、日が上がる前から夕陽が沈むまで。運転し、歩き、竿を振ってお腹ペコペコ。喉がカラカラ。

首折れサバや新鮮な刺身と島の美味いものをデーンと並べての夕食。
リフォーム中で、床板に直に座ってキャンプ道具を広げての、まるで山小屋のようなチャーハンさんの生家で寝袋を広げての宿泊体験も、普通の観光客として屋久島に来るのとは違って忘れられない体験です。

これもアウトドア旅の醍醐味。ホテルに泊まって過ごす屋久島とは少し違います。
どこへ行くのか?何を食べるのか?どこで寝るのかも全部自由。バーナーと寝袋とマット、テントがあればどこでもそこが今夜の宿です。
海はとんでもなく綺麗で、空は遥か彼方まで広がっていて。

屋久島の魅力は縄文杉ばかりではありません。今回は縄文杉とかヤクスギ関係は全然無し(縄文杉は以前テント背負って行ったことあるので)。

屋久島をレンタカーで一周したり、グランピング場として経営出来るか?周囲の施設や空港や港までの位置関係などみっちり調べあげました。

どこに行くかじゃなく
誰と行くか?
旅の魅力はそこにあると僕は思っています。
愉快でココロ優しくて賑やかな大人の2人と、忘れられない旅をしています。

______

飛び魚のお造り。
めちゃくちゃ美味い。

100年だったかな?昭和の昔からやっている「八重岳食堂」さん、こーゆー店はエビフライが超絶美味い。エビフライがご馳走だった頃のエビフライ。今回一番美味しかったかも…。ポテトサラダも美味かったー!

僕のエビフライと美鈴ちゃんの唐揚げとチャーハン。(一つ人名)

今回の寝室兼食堂。この後、熱帯のスコールによる雨漏り多発事件の現場。この時はまだ平和。

青いラインが素敵
神様ってセンスいいよなぁ。

今回のとんでもない看板。
なぜにこんなに屋久屋久するのか?声に出して読んでみてほしい。

【メロン温室プロジェクト】報告 ついにメロン温室を借りれました

【報告 ついにメロン温室を借りれました】
【アウトドア ライフスタイル】
【磐田市でメロンを栽培します】
【2018年からスタートして4年かかった】
【アウトドア メロンプロジェクトは繋がっている】
【「全然別の事をやり出した」と思うかもしれないけれど、僕の中ではしっかり繋がっています】
【会社の定款に「農業」を追加提出しました】
【分からない事だらけ】
【楽しむことだ】

今年、2021年3月、僕はメロン温室を4棟借りました。
2018年、4年前からFacebookのお友達だった方は覚えていらっしゃる方もいるかもしれませんが、僕は会社としてメロン温室をかりて農業をやるべく、出勤前にみっちゃんとメロン農家さんの近藤さんのところで修行をしていました。
実はその後、温室を借りれそうなところが何件かあったのですが、どれもご縁がなくて、なかなか借りれなかったのです。

このプロジェクトがスタートしてから4年。今年の3月にようやくメロン温室を借りれるご縁があり、磐田市でメロンの栽培を始めました。

僕は一度決めたらシツコイのです。なかなか諦めません。何年待ってもやります。

そもそもなぜ僕がメロンの栽培にチャレンジするようになったかというと、袋井市の啓介くんからの紹介で、大和コンピューターさんという会社を知り、そして株式会社サンメロウさんという「コンピュータを使ったメロン栽培システム」の会社を知ったのでした。その会社のホームページhttp://www.sun-mellow.jpを作ったのです。

幼なじみのムラマツシンイチロウの父(シーボー)が袋井市沖山梨でメロン農家で、子供の頃からムラマツシンイチロウの家で遊んでいた僕にはメロン温室やメロン農家は身近な存在であり、大変な作業を見ていました。
それが、コンピュータで自動制御できるようになる。すごくいい事じゃないか…。
そう思いました。

数年経ちサンメロウのタシロさんとお会いして「どうですか?コンピュータ栽培増えました?」と聞くと、
あまり増えていません。
との事。
「ふぇ???」
なんで?聞けば、メロン温室は高価で、オーナーさんは年配の方が多く、その多くのかたが引退を既に考えている。いまさら設備投資するのははばかられる。
また、コンピュータでスマホで操作できるという大利点も、「スマホ自体が不慣れだからメリットが少ない」
という事。

すごく残念な気持ちになりました。
大変な水やりや、毎日のフォローをコンピュータがサポートしてくれて、スマホで遠隔でチェックやコントロールが出来るのに。

それならば、メロン温室を離れ、旅をする事も可能だし、たくさん作る事も出来そうな可能性があるのに。

「それならば僕がやってみようか?」
「温室でメロンを育て、デザインを考え、アウトドアを楽しんでもいいじゃないか?」
キャンプ場でデザインする事と、温室でデザインする事は似てないか?
そもそも僕は、デザイン会社として、毎日毎日、エアコンの効いた事務所でパソコンと向き合って生きているのは「よくない」と思っています。

人は、太陽の下で汗をかいたり、風に吹かれ、雨に打たれている方が「気持ちよく生きれるのではないか?」僕がアウトドアを愛する理由のひとつです。

科学や技術の進歩は、人をしあわせにするためにある。

スマホやコンピュータがどれだけ進んでも、それに使われて、どんどん「不自由」になっていっては本末転倒です。
科学や技術は人を自由にしてくれる。

僕はそう信じています。

あれから4年、僕はアウトドアの経験や体験を生かして「アウトドアプロデューサー」としての肩書を手にし、キャンプ場やアウトドアグッズのプロデュースをするようになっていました。

僕にフライフィッシングや様々な事を教えてくれた師匠であるコンセプトの佐藤さんが僕に以前言いました。
「マシヤマクン、あのね、ホントはね、アナタはアウトドアプロデューサーじゃなくて『アウトドアライフ プロデューサー』じゃなきゃイケンのよ」

佐藤さんは「天才」です。天才は普通の人が見えないモノやコトが見れます。

「アウトドアライフ プロデューサー」
そうね、そうかもしれないね。

僕は素直に、株式会社マツヤマデザインのアウトドア関係を紹介しているページにアウトドアライフプロデューサーと書きました。http://www.md-f.jp/produce/index.html

野山を旅する
山に登る
川を歩く
植物を育てる
新しい道具、新しい技術を身につける。学ぶ。

ずっと生きている限り、勉強し、成長する「生涯学習」です。

それは僕たちをもっと自由にしてくれるはずです。

会社として、磐田市に申請し、定款に農業と書き加えました。

土地を借り、システムをリースし、中古の軽自動車(軽ボックス)を買い、作業用のコンテナハウスを買い、トイレを設置しました。

知らない事だらけです。
一緒にやってくれる仲間を集いました。ヨコヤマさんとスナコが手を挙げてくれました。
アベレージ80歳のメロン農家の師匠、山田さんと近藤さんに教えてもらっています。大和コンピュータのタシロさんやトキ君にサポートしてもらっています。
コンテナやトイレは、炭焼の杜キャンプ場のパートナー土建屋さんの株式会社山田のオガサさんとタカヤナギ君が休日返上して設置してくれました。

デザインやホームページ制作は25年やってきたのである程度は分かるのですが、農業は初めてです。半年通ったメロン修行、でもそれだけでは分からない事も続出しています。
種を植え、自動制御だ!と思って水を出したら、パイプからホースが抜けました。
あわてて繋いだら、反対側が抜けました。それも繋いだら、また違うホースが抜けて水がジャバジャバ出ました。
ドリフターズを思い出しました。

温室のセンサーが壊れて、40度ある温室なのに0度と誤解してボイラーがフル稼働し出しました。
最初に植えた種は、400植えて100しか芽を出しません。
朝起きて、磐田の温室に行き、メロンをチェックして、浜松のデザイン事務所に行く。ヨコヤマさんと交代ばんこにチェックです。手がかかる作業の日はスナコが来てくれています。この前タケハラ君も見に来てくれました。
色々な道具や知識が必要となります。でもそれは、僕のアウトドアの経験や知識が助けてくれる事も多いと感じています。

僕は思うのです。
たぶん僕がメロン温室で栽培を始めた事は、一見、全然違う事を始めたように見えるかも知れません。
でも、それは、デザインし、ホームページを作り、山に登り、川を歩き、キャンプをしてアウトドアを楽しみ。キャンプ場をプロデュースする事と、全て繋がっているように思っています。
全てはデザインです。
アウトドアライフをデザインする。
人生をデザインし、仕事と趣味を繋げ、新しい事を学ぶ。
新しい人と出会い。頭を下げ。知見を請う。師を見つけ、仲間を見つけ、共によろこぶ。

知らない事
失敗することばかりです。
借りたのは古い温室です。
さまざまなモノが壊れたり、足りなかったりします。
10やったら8か9くらい失敗します。
僕は今、そんな状況です。

でも、そんな状況、知らない事、失敗すること、思うようにならない事まで含めて「楽しもう」と思っています。
青森で本多さんとバーで知り合って、連れて行かれた「青森で1番素敵なバー」クレイジーホースの壁に書かれていた言葉。
「楽しむことだ」

僕は、メロン作りを通じて、この春、ピカピカの一年生として新しい世界を知識を楽しもうと思っています。

僕は信じています。

この道はアウトドアと繋がっている。アウトドアの学校を始めた8年前、登山と野外撮影、そしてキャンプをカリキュラムに入れました。その頃はキャンプなんて人気は無かった。数年後、科目にフライフィッシングを入れました。キャンプもフライフィッシングも、今は知りたい、体験してみたいという方がたくさんいます。
数年後、僕は「農業」や「温室でのメロン栽培」もアウトドアの学校の科目になっているかもしれないなと思っています。

分からない事を楽しんで、失敗しながら学んでいこうと思っています。

お友達の皆様。僕のメロン温室に遊びに来てくださいね。

水耕栽培用のポッド(鉢)に綿を詰めていきます。奥にいるのはメロンの相棒横山さんと師匠の山田会長。

「舟」と呼ばれるケースを使います

これをちゃんとやらないと後でエライことになる(事実そうなった)

助っ人スナコも登場。育児の合間に参戦です。毎日一杯作業があるわけでは無いので、週1日とか2日の参戦でOKなのですが頼りになります。

(株)サンメロウ、山田会長(82歳)が取り出したのは、なにやら時代を感じさせる箱、この中でメロンの種が育っています。おおー!まさに宝箱だ!!!

種を植えたあとに水をじょろじょろかけます。「このジョロはダメだなぁ」と、翌日交換しました。

種を埋める穴をあけているところ

種を植えてみんなで記念撮影。右からスナコ、山田会長、横山さん、伊藤さん(温室の大家さん)、僕。記念すべき初の種植えです。

めっちゃムツカシイ!


記念写真の練習


水をかける赤い男。

横移動できる椅子、コレが便利。

週数日、数時間、楽しくやっております。
(基本的に水や肥料はオートなので週に数回、午前だけとか午後だけとかで今はOKです)

しかし大事件、ホースが根元から外れる事件が多発!!これじゃオートじゃないじゃんよ!!!


2012年3月28日 やたー!芽が出たよ!!

4月2日、ホースが外れたよ!!水がぴゅーぴゅー出てるヨ、これじゃマーライオンと変わらないよ。(この日からホースが外れていないか見回りに行かなきゃいけないことに…、ドコがオートメーションやねん!!今は解決済みだけど(笑))

水がメロンの赤ちゃんの芽にあげられていなくてビックリ、ホースが外れてる。(この事件多発で4月の前半はほぼそれ対応でした)

温室の間、ここに作業小屋(プレハブ)を設置して、出来上がったメロンを段ボール詰めするのだ。プレハブも買った!

4月5日、芽がおおきくなってきた。綿の上に広がる緑色のは栄養のある肥料と水を上げているその肥料の色なんだって。コケかと思った…。

2017年の終わりから2018年の春、僕にメロン作りを教えてくれた師匠である近藤さんに温室借りれました、頑張ります!と訪問して記念写真。

4月7日、芽がかなり出てきた、でも、最初の綿の詰め方が甘かったり、ホース抜け事件で水が行かなかったりで、かなりの数のメロンの苗がダメになっちゃった…。キチンと育つのは4分の1くらい…。


この昭和の工場みたいなのがボイラー室。

作業をする時に手袋をします。最近僕はしなくなりました。手の皮が厚くなるかなぁ?

第二弾の芽を植えるべく、ポッドに綿を詰めて、水を。
こんどはしっかりやるぞー!

遊びに来て手伝ってくれる竹原君。天気も良くてメロン日和です。

ホースがやたら抜けるので、この緑のキャップ(古くて割れたりしてる)を諦め、針金で縛ることに。養生テープとか針金とかペンチは、アウトドアやイベントの道具。いつも使っているものが農業でもそのまま使えます。

ホース抜け事件から、「ホースの根本を固定する器具」に興味がシンシン、これいいなぁ。

頼りになる仲間、炭焼の杜を一緒にやっている株式会社山田(建築・土木)が友情の大協力!トイレとプレハブハウスを手配し、運搬してきてくれました。めちゃくちゃ頼りになるぜ!!!

メロン温室にはトイレがないことに僕は驚きました。農家の方は家まで帰るらしい…。働いてくれるスタッフに女性もいるから、清潔なお手洗いは絶対必要だと僕は思います。

プレハブを設置する為に水平を図る専用の機械でミリまで図る…、さすが本職。仕事が細かくて丁寧。そして早い!!!

運転が得意じゃない人だっている。入り口の車をぶつけそうな角も綺麗に安全に取り除いてもらいました。ありがとうオガサさんコウジロウ君

じゃじゃーん、作業小屋が設置完了。エアコンもついてます。

ギリギリの幅を通る大きなトラック…、すげえな…

4月12日。2温室分の種を植えたところ、これから苗を移すんだって…、でも最初のは綿の詰め方や水のトラブルで半数以上が使えないと!!!(涙)。せっかく植えたのにー!日々勉強です。

4月12日、二回目に植えたメロンの種、こんどはビックリするくらい揃って出てきた…。こんなに違うのか…

目視で見たいから温度計を設置、これはまだ反応していない。

夜はこんな感じ。ホース抜けやボイラーのセンサートラブルで夜に仕事を終えてから見に行くこともあります。

2018年2月7日の修行中の写真(今も絶賛修行中だけど)、とても親切に教えてくれたメロン作りの師匠の近藤さんと。この日から3年以上経ってようやく温室ゲットだぜ!!!だから人生はおもしろい。