【キウイフルーツカントリーキャンプ場】忘れられない時間を過ごせるキャンプ場に

2022年8月2日

【キウイフルーツカントリーをキャンプ場にします】
【アウトドアプロデューサーのお仕事】
【この秋オープン予定です】

掛川のキウイフルーツカントリーJapanが、この秋キャンプ場としてオープン予定です。
もちろん、日本最大のキウイフルーツ農園!東京ドーム何個分の敷地面積を誇る農場だから普通のキャンプ場ではありません。
僕はキウイの平野くんからの依頼を受けて、アウトドアプロデューサーとして「どんなキャンプ場にしたら面白いか?」を考え、プロデュースさせて頂いています。

農業の現場。
掛川ならではの景観。
それらを生かした、
掛川ならでは、
キウイならではのキャンプ場を作れたらと思っています。

キャンプ場の設備が出来て来たので視察。ここをあーして、アレをこーして…とこうし君と話しながら農園をまわりました。
ずっとお世話になってる先輩、お父さんの平野さんとも帰りに会って色々お話ししました。
素敵なものを作ろう…。
みんなに喜んでもらいたい…。
みんなが笑顔になるように。
想いは一緒です。

今、キャンプ場はどこも混み混みだから「まるでプライベートキャンプ場のようなキャンプが出来る」キャンプ場が僕はあればいいなと思っています。(キャンプ好きな皆さん、そう思いません?)

最高の景色を、キャンプする仲間と独り占め。
地平線まで続く緑の茶畑を眺めるデッキ。
大木の下の広々としたウッドデッキサイト。
デッキの上、
夕陽を眺めて
ビールを飲んで
朝日を浴びながら
周りに気を使う事なく
コーヒーを飲む
豊かで贅沢な時間。
僕はこんなキャンプ場があったらいいな…。

新しい事を想像し、
未来をイメージして
今日動くことは
とても素敵な事です。

忘れられない時間を過ごすキャンプができる特別なキャンプ場、サイトを作る。
秋にオープンできるように、キウイの平野こうしくんと一緒に頑張ります。

最近、年上の先輩のサイキさんやトツカさんになぜか立て続けにホメられました。
頂いたお言葉は、おおむね、
「マツヤマ君は、あんなに遊んでいるんだけど、色々やっててエライな、やりたい事をやりながら仕事していくのは大切だ、あんなに遊んでるのに、それも仕事や、お前のやりたい事に、いつか繋がっていくんだろ?」
というお言葉でした。

何度も、遊んでる遊んでると連呼されると、若干ココロ苦しいのですが、自分の人生の時間を使って、やりたい事、自分の目指す未来に笑顔で向かっていく。それって大切な事だよな…と僕は思っています。

仕事をする。
未来を夢見て、今、頑張る。
想いを汲んで、わざわざ声にしてくれた先輩に感謝しつつ、変わらず頑張ろうと思います。

【アウトドアの学校】卒業キャンプの準備

2022年6月17日
明日はアウトドアの学校の卒業キャンプ。
昼は沢登りとフライフィッシング。
夜は受講生と講師・コーチ・OB・OG達でのキャンプです。

20人を超える人数で、沢登りや釣りのアウトドアをして、ご飯を食べ、過ごして、寝て、起きて、またご飯を食べる。

その道具をコンパクトにまとめて持ち運ぶ。
椅子やテーブル、ランタン、ランタンを吊るすやつ(パイルドライバー3本ね)、焚火台、バーナー、鍋、食器などなど…

毎年の事ながら、よく僕のクルマに収まるなぁ…と思います。収納方法や道具選びって大切ですね。
楽しかった今年のアウトドアの学校も今週で卒業式。少し寂しくなります。


テントがぎっしり。


ヘルメットと釣り道具。あと色々。

詰め込んだら出発です。

 

人はいつでも、新しいコトを学び一生成長出来る。
人はいつでも、学生時代の友人、仕事やママ友以外でも、同じ楽しみを分かち合える友達が出来る。
アウトドアの学校に入れば、観光ガイドブックに載っているところを巡るだけの旅行ではなく、アウトドアを楽しむ「旅」に出る事ができる。そしてまた、仲間が出来る。世界が広がる。
少し変わる。
人生が一度変わる。

僕はそんなアウトドアの学校をやりたいと思っています。
受講生のみんなは今夜、ワクワクしているかな?
そんな事を想いながら、僕は明日の早朝に備えて、一足早くキャンプ場に入って眠ります。
明日が素敵な日になりますように…。

#アウトドアの学校
#アウトドアプロデューサー
#アウトドアプロデューサーのお仕事

山キャンプ 上高地

2022年6月12日
【山キャンプ】
【ザックを背負って】
【往復15 キロ】
【のんびりキャンプ】

夏に八ヶ岳を縦走する脚慣らしと、ゆっくりキャンプを兼ねて、60リットルザックを背負って上高地に。
心地よい重さ、久しぶりの上高地。
午後から雨になったけど、僕のテントは雨でも大丈夫。

マイホーム完成!
雨でもどんと来い!
寒いからフリース着る。夜はもっと寒くてこの上にダウンジャケットも着た。

すぐお昼ごはん。
小梨平食堂も大好きだ。

ヘンテコリンなキノコがたくさん!昨日は雨だったので一晩でニョキニョキはえる!キノコってすごい!

綺麗なお花。オオウメガサソウ。
ピンクで可愛いのです。

こちらも可憐
エゾムラサキ。ごはんですよの友達ではない。

おっきなザックを背負ってトコトコ歩く。
雲があやしい。雨になるな…
そんな事を思って歩くこの道が好きだ。

持ってきたチップスターを開ける。
雨を見ながら
サッポロ黒ラベルをのんびり飲む。
眠くなったからお昼寝。

翌朝は気持ちいい青空。

野田さんにこの前教えて頂いた、タマゴと明太子焼き、美味しかったからやってみたら…、美味しかった(笑)

朝ごはんは、味噌煮込みきしめんにタマゴを載せて。僕は宮きしめん派。

 

このコース、アウトドアの学校の特別編で「ザックを背負って行く山キャンプ入門」をしても面白そう、少人数だな。やってみようかしら?
のんびり帰ります。

【コールマン508A スポーツスター】妻がコートを取りに・続編

2022年2月24日
【妻が戻って来ました】
【ご報告】
【コールマン508A】

妻がコートを取りに実家に帰ったら、若く、出逢ったばかりの姿になって戻って来た…。今までの思い出や記憶を全て消して…。

先日の記事「【コールマン508A スポーツスター】妻がコートを取りに」の続きです。

やっぱり、何度考えても、今までの思い入れのあるものが良いので(まさかあれが今生の別れとは思わなかったし)、コールマンに電話して、事情を話しました。ちゃんとキープしてくれてあるそうで、僕の彼女を返してくれるそうです。
そして今送られて来ている新しいコート(ケース)に入れて、中身の新しいピカピカの子は送り返すという事にさせて頂きました。

そして二日後。
無事にコールマンのカスタマーセンターから、僕の大切な妻、コールマン508Aが送られて来ました!
封を開けるまでドキドキ。
会社に届いたので、マサとタカノと一緒に開封!中には見覚えのある懐かしい僕のパートナーが入っていました。

おかえり!
なんだかめちゃ嬉しい。
先に届いていたケースに入れるとピッタリ!バッチリじゃん!えかった〜戻って来て。
無事に、可愛い彼女に、新しいコートを着せてあげる事ができました。と、いうより、取り戻せて良かった〜…。ホッとしました。
写真とか見返しちゃったりしてました。

並べてみると全然違う。古いしボロいし、ススも付いてるけど僕は左の妻の方がいい。これからも寒い夜に暖かくて美味しいものを作って欲しい。一緒に朝ごはんを食べような。^_^

やっぱ、新しいものだけがいいんじゃなくて、慣れ親しんだいつものアイツがイイんですよね。
これからも大切に使おうと思います。

先月のキャンプの仕事の撮影で活躍してくれた僕の大切な508Aの写真。
無事に戻って来てくれてホントに嬉しいです。(この写真が遺影になるところだった…ホッとしています)やっぱ、新しいものより、使い込んだこの子の方が絵になるよ!

【コールマン508A スポーツスター】妻がコートを取りに

2022年2月22日
【妻がコートを取りに】
【実家に帰った】
【若く、出逢ったばかりの姿になって戻って来た…。】
【驚いた!突然戻ってきたら…】
【新婚当時の年齢になった】
【今までの全ての記憶が消えた妻】

僕が冬に最近よく使う、キャンプ用のバーナー「コールマン508A スポーツスター」というバーナーがある。
燃料はホワイトガソリン、気温が低い冬にキャンプする僕にはとても使いやすいバーナーで、ここ数年、冬のキャンプではメインのバーナーとして使用していた。
安定感があって、ポンピングしなければいけないけれど、手順を踏んでちゃんと付き合えば、誠実に返してくれる、派手さは無いけれど、液体燃料のバーナーを初めて使う人にはオススメのバーナーだ。

僕と508Aは少しづつ信頼関係を結び、僕は508Aの特徴を理解し、508Aはわがままで突然色々なところに連れて行く僕のリクエストにいじらしいほど従順に応えてくれた。

僕は彼女、508Aをあえてそう呼ばせてもらおう、だって、寒い一人きりのキャンプで温かな食べ物を作ってくれるのも、夜寝る前の湯たんぽのお湯を沸かすのも、朝の光の中コーヒーを作ってくれるのも508Aだったのだ。

まるで彼女か奥さんである。それどころか来客の多い僕のテントに、突然多くのゲストが訪れても、嫌な顔一つせずに10人分の美味しい鍋を作ってくれたり、突然の撮影にも、落として傷をつけてしまっても、文句一つも言わずに尽くしてくれたのだ。思えば僕は彼女にずいぶん甘えていた。

しかし、彼女には一つ、難点があった。
彼女自身には何一つ問題は無かったのだが、使用を終えて持ち運ぶ時に収納するケースに入れた時だ。
プラスティックのケースにサイズが合わないのだ。
ほんの数ミリ、ケースが小さく、508Aの本体が大きいのか?ケースが小さいのか?蓋がパチンと閉まらない…。
もちろんケースは実家(メーカーであるコールマン)から来た時の純正の銀色のプラスティックケースである。
ケースに入れてもなかなか蓋が閉まらない…。蓋を閉めたつもりで持ち上げると「ガチャン!」と落ちてしまう。仕方なくあわただしいキャンプの収納の時に、落とさないように、蓋さえ閉まれば片手で楽々持ち運べるものを、いつ落ちるか分からない彼女を壊れ物を扱うように両手で抱き抱えるように運んでいた。

先日、朝霧高原で雪のキャンプをした時、マイナス5度の気温でケースのプラスティックが冷えていたせいか?ついにケースに収納し、パチンとロックする事すら出来なくなった…。
僕は困った…。
何か、おかしいのでは無いか…?
何かが違う…。
本体のサイズが大きいのか?
ケースのサイズが小さいのか?
ほんの数ミリの違いが、思わぬ結果を引き起こす事がある。
「帰ったら、実家であるコールマンに相談してみよう…」

思えば僕と彼女の蜜月は、この時から新しい局面を迎えていたのかもしれない。
破局の始まりは、ほんの小さな出来事と、思いつきと決断から生まれる。

コールマンには、「カスタマーセンター」という部署があり、製品のメンテナンスや相談に乗ってくれる。
電話をして症状を伝えた。
「蓋が、ちゃんと閉まらないのです」
「持ち上げると、2回に1回はガチャンと落ちてしまいます」
「サイズが合っていないのでは無いか?」
「508Aの本体にはなんら問題はありません」
「とても役立ってくれています」

カスタマーセンターの方はとても親切で、電話越しにアレコレと僕に聞き、僕はスマホをスピーカーにしながら、両手でアレコレと彼女をなんとかケースに入れようと数分かけてトライしてみた。
ダメだった。
「梱包して、一度カスタマーセンターに送って下さい」
結局、カスタマーセンターに送る事になった。
実家に帰るのだ。
「2週間程度はお時間を頂きます」そう言われた。頻繁にキャンプをする僕だが、2週間くらいなら大丈夫。彼女無しでもなんとかやっていけるさ。

僕は、彼女を大切に梱包し、手紙を添えた。
「本当に素敵なバーナーです。とても役立ってくれています。ケースが合わないと、508Aを落として傷つけてしまいます。どうぞよろしくお願い申し上げます。」という趣旨の手紙だ。言われた通り、僕の名前と住所をちゃんと書いた。しっかり返送されて来なければ大変だ。
ちゃんと見てもらって、帰って来るんだよ…。
行っておいで。
元気になって戻って来るんだよ。
配送した。
先週の事だ。

2022年2月21日月曜日、コールマンが小包みが届いた。
カスタマーセンターからだ。

こんなに早く?
まだ1週間も経っていない…。
さすがコールマンのカスタマーセンター。
迅速すぎるほどの対応だ…。
ツルツルの綺麗な段ボールに収納されていた。
持ち上げると、いつものズシリと来る重量。
彼女だ…。
期待に胸を弾ませて開封する。
段ボールの中には真新しい箱。そうそう、新品の時にはこんな箱に入って売られていたっけ。
もう忘れてしまっているくらい昔の事のようだ。
胸が高鳴る。
箱を開けた。

真新しい銀色のプラスティックのケースが入っていた。
おお!コレが!彼女の新しいコートか!?
このケースがあれば、もう彼女を重い荷物でひしめくトランクから取り出す時に、雨でビシャビシャのキャンプで、ぬかるんだ地面に落とす危険も無く守ってあげる事ができる。
僕は真新しいケースごと彼女を取り出して、ピシッとはまった感触を楽しんだ。
少し振ってみた。
問題無い…。
面白いようにピッタリハマっている。
コレでもう、大切な彼女を落とす心配無くどこにだって連れて行ける…。
おかえり、僕の大切な508A。

万全となった今、久しぶりの対面をしようと蓋を開けた。
丸くてつるんとしたボディの感触と重量をこの手で楽しむのだ…。

ガクゼンとした。
中には、真新しい508Aの「新品」が入っていた。
中には手紙が添えられていた。(添付の写真だ)

「(中略)大変ご迷惑をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げます。
早速ではございますが、弊社にて新しい商品をご用意させて頂きましたので、引き続きご使用いただければ幸いです。」
傷一つ無い、一度も火をつけた事も無いピカピカのプレート…。
妻がコートを取りに実家に帰ったら、若く、出逢ったばかりの姿になって戻って来た…。
今までの思い出や記憶を全て消して…。

今の僕の心境はそんな感じです。
あなたならどう思いますか?

僕が子供の頃憧れたルパンと次元の旅。
このシーンのように
暗い夜に温かな料理を作ってくれるのはバーナーだ。

ルパン3世「カリオストロの城」では、こういうバーナーが2回登場する。映画では形はナマスルに似ているが、508Aは僕の大切な旅の相棒だ。

#Coleman Japan
#コールマンジャパン
#アウトドア
#アウトドアプロデューサー
#アウトドアプロデューサーのお仕事
#アウトドアの学校

 

今までの思い出や記憶が全て消えてしまった妻はどうなってしまうのか?
続きはこちらです。
【コールマン508A スポーツスター】妻がコートを取りに・続編

「冬キャン極暖マット」販売開始します

2022年2月21日
【広告させてください】
【来週2022年2月28日(月)に新しいアウトドア道具を販売開始します】
【キャンプで寝る時、寝袋の下に敷くマット】
【35年キャンプしている僕が】
【ガチで欲しいと思うものを作りました】
【めちゃ温かくて】
【めちゃふかふかで寝心地がいいマット】
【腰痛の人におススメ】
【コテージでの宴会の座布団に】
【どんな時に使えるマットか?】
【一年中使えるマット】
【防災の避難所の体育館とかでも使えると思う】
【アウトドアの歴史の中で、人工芝素材のマットは世界初】
【今まで無かったアウトドア製品を開発して販売してみる件】
【名前発表!】

来週、新しい道具を販売開始します。
僕がプロデュースするアウトドア用具の商品です。

【冬キャン極暖マット】

商品のジャンルは「アウトドア用品」、商品はキャンプの時に寝袋の下に敷くマットです。

アウトドアの学校をやって、初心者の方にキャンプを教えると、「寝袋」の事はよく質問されるけど、下に敷くマットの事はあまり考えていない人が多いのです。
それは仕方ないこと。
でも、一度でもテントの中で寝たことがある人は分かりますが、実はキャンプでの睡眠は、寝袋よりも下に敷くマットにより左右されることが多いのです。
下が冷たい&硬いと、寒い&寝心地が悪いのです。
自慢じゃないけど、僕は寝るのが大好きで、睡眠は人一倍大切にします。(若いころ10年以上も布団屋さんの広告を作っていたせいかもしれません)
だからキャンプでもぐっすり寝たい。
でも、なかなか納得するマットがありませんでした。
だから「作ってみた」のです。

20年来の友人のミナトダニさんが人工芝関連の仕事をしていて、新素材の人工芝を紹介された時、「これだ!!!」と思って言ったのです。
「なぁオイ、これでキャンプ用のマット作れないかな?」と。そして実験を繰り返して完成しました。(1年以上かかった)。
ハッキリ言って最高です。
寝心地がいい。
寝てて寒くない。
ふかふかしてて下が地面でも床でも硬くない。
空気を含んでくれるから冬でも温かく寝れる。

どんな時に使えるマットか?
一年の内、どれくらいの時期にオススメのマットか?書いてみますね。
1月〇
2月〇
3月〇
4月〇
5月〇
6月〇
7月〇
8月△
9月△
10月〇
11月〇
12月〇
まぁ、つまり一年中使えるマットなのです。

理由はなぜか?
それは、キャンプでは、街の気温とかなり違って、僕がよく行く「炭焼の杜明ケ島キャンプ場」なんて、掛川市の気温より常に5℃低いのです。
7月の上旬でも気温が朝方は10℃前後なんてザラにあります。「朝方寒くなって起きる」ことは当たり前に考えられる事なのです。
じゃあ、8月と9月は×なんじゃないの?
と思うかもしれませんが、考えてみてください。
どちらにせよ、寝る時は何か敷かなければ寝れません(下が固いから)。その時、通常の銀マットや登山用のマット(専門用語でクローズドセルと言います)や、空気を入れて膨らめるマット(専門用語でインフレータブルマットと言います)の内のどれかを【結局敷かなければならない】のです。

夏の暑い夜、ビールを飲んで、テントに入って横たわる時に
よくある銀マット?(汗をかいた身体がペタペタする)
登山用のマット?(僕はいつもこれを使っていました、でもペタペタします)
空気を入れて膨らめるマット?(素人さんはやたらコレを買いたがるけど、僕は全然おススメしません。
理由は3つ、毎回膨らめるのが面倒だから、絶対パンクして役に立たなくなるから、毎回収納する時に空気を抜いてたたむのがクソ面倒だから…。
最初の内はそれも楽しいんだろうけど、他の人がサッサとマット敷いて寝袋広げて「さぁ飲もう!」って言ってる時に「わたしゃなんでこんな毎回プープーと膨らめなきゃいかんのか…」と空しくなるのです。ええ、大人になるってそーゆーことです)

あとね、マットって意外にキャンプではたくさんのシーンで使うんですよ。
例えば、キャンプ場で「コテージ」に泊まる時、板の間の上にマットを敷いて寝ます。さらに、そこで「夕食」や「宴会」をする時に座布団代わりに敷くのが「マット」です。つまりくつろいでいる間中使うのがマットなのです。

僕が空気を入れて膨らめるエアマットをおススメしない理由の一つもそのためです。なんか尖ったものでパンクしちゃうマットの上で、包丁使って料理して、お酒飲んで、立ったり座ったり…、風船の部屋でハリセンボンを飼うようなもんで、時間の問題でパンクします。

あと、僕を含めて全国6500万人の【腰痛持ち】の方に、このマットは超おススメです。キャンプで寝ると腰が痛い、腰が冷える…、僕もそうです。

ただでさえ寒いところで寝るから腰に悪いのに…、座布団や敷布団が悪いと最悪です。(特に腰痛持ちにはエアマット最悪)、その点、特殊人工芝素材のこのマットは適度な弾力とバツグンの断熱性があるから、他のマットとは比較にならないほど、僕は「腰が楽」です。実体験です。腰痛持ち代表のハラユタカさんには心よりおススメできるマットです。

サイズは2種類、Sは一人用、Wは広めです、長さは同じです。
幅60cmのシングルはシンプルなソロキャンプに、幅90cmのダブルはファミリーキャンプやゆったりしたい人に。ファミリーキャンプだと数枚で敷き詰めると、もう「居間」ってレベルのくつろぎです。

僕は、今まで、キャンプでは、銀マットを敷いて、その上に登山用のクローズドセルのマット(僕が使うのは「サーマレストのリッジレスト」という名品です)を敷いて寝ていました。(夏ならどちらか1枚だけ・冬は二重か三重に敷きます)
でも、この開発した新しいマットを手に入れてから、これ一択です。

全然、寝心地がいい!
夏でも人工芝がベースだから、肌に張り付かず、肌とマットの間に空気が通るのでメチャクチャ快適です。
もちろん、キャンプの最高のシーズン、4月や5月、10月~12月の肌寒くて、夜にはダウンジャケットを着るくらいの星が綺麗なキャンプには超最高の使い心地です。
僕は、通常、寒いとイヤだからマットを二重で敷いて寝ることが多いです。

参考までに、僕が今まで使っているパターンは、
・カンタンなパッと寝て起きて撤収の時はサーマレストのリッジレスト1枚
・荷物は自分でザックで背負う登山の時もリッジレスト1枚です。
・2泊するキャンプでくつろぎたい時は二重(銀+リッジ)
と色々使い分けます。
※ちなみに、サーマレストのZライトという黄色い卵のケース式のマットも持っていますが、リッジの方が寝心地がいいし暖かいです。

でも、これからは、もう違います。
新しく開発したマット、これを使います。理由はカンタン、「ふかふかで温かくで、クッション性が良くてよく眠れるから」です。
これの上に、テキトーな銀マットでもいいし、リッジレストを敷くだけで「下手したら僕が家で寝てる敷布団と同じくらいなんじゃね?」と思っちゃうくらい寝心地がよろしいのです。

ホント言えば、テントの中に敷布団を敷いて寝ればいいと思うんだけど、実際やって見たこともあるんだけど、
・持って行くのがメンドクサイ(収納最悪)
・夜露とかで濡れたら干すのが大変(メンテ超大変)
・ダニとか虫とか布団の中に入ったら…(山は多い)
という点で常時使用するのは諦めました。

我ながら、何回も寝てみて、絶対いいじゃん、と思いながら、試作品で世界にまだ数枚しかないマットで何泊も昨年は使用して実験をしました。
人工芝を特殊開発してもらって、キャンプで寝る用の、特製のマットを作ってもらう。クチで言うのはカンタンだけど、販売までこぎつけるにはなかなか試行錯誤がありました。

最初のは、重すぎてダメで「こんな重くちゃキャンプに持ってきたくない!」とダダをこねて、何度も軽量バージョンをつくってもらいました。快適性と携帯性のギリギリの重さです。

人工芝の裁断した端からポロポロして、テント内を汚すのがイヤだ!と、素敵な赤い人工皮のステッチを周囲に丁寧にミシンで縫い付けてもらいました。(これ、けっこう難しくて大変らしい…でも大切なことです)。

今までのキャンプした時や、キャンプイベントなどで、参加者の皆さんに、テスターとして寝てもらいました。
思い出せる範囲だけでも、竹原君、鳥居君、ゼキさん、美鈴ちゃん、サトシさん、チャーハンさん、ニシバタくん、よしむーさん、ねりきりさんはじめ、たくさんのイベント参加者の皆様ありがとうございます。(開発中だから部外秘にしてね、とお願いをして秘密にしてくれていてありがとうございました、もう大丈夫だからね)。
(今週の炭焼の杜のアマゴ放流のキャンプイベントにも持って行くので見てくださいね。ぜひ実際にマットの上で寝転んでみてください)

たくさんのテスターの方に実際にテントの中で、一晩過ごして寝てもらって(ここ大事、寝転ぶだけと、テントで実際に朝まで寝てみるって全然違うと思う)「これイイネ~」という声を頂きました。HPでもテスターの声として紹介させて頂きます。ありがとうね。

試作を重ねて重ねて(けっこう地味な作業ですが僕はこーゆーことが好きです)
そうして、とうとう完成したマットを持って、マイナス7℃になった朝霧高原で最終テストとして、雪の中でキャンプをしたのです。(先日行った朝霧高原の雪のキャンプはその為でした)

結果は、
めちゃ快適!!
嬉しくなりました。
11時に寝て、朝の7時まで8時間、一度も起きることなく朝までぐっすりでした。

その時はマットは三重で寝ました、開発したマット+銀マット+Zレスト。
マイナス7℃で雪の上でグーグー寝れるマットってすごくない?

思うんですが、「防災」にも、このマットはぜったく役に立つと僕は思います。
よくニュースで見るのですが、「体育館」が避難所になって寝ますよね。体育館の床って知ってる?死ぬほど冷たいよ…、でも、配給されるのってなぜか「毛布」が多い気がするんだけど…。それを見る度僕は「マットどうすんだよ!!?」と思います。マット大事って知らんのかね?寝たことないんだろうな…防災の備蓄の購買担当の人は…体育館の床で…6月だろうが、床の上に毛布だけでなんて寝れるもんじゃないよ…、家の床でも敷布団無しで寝るなんて最悪ですよ。そんな時にこのマットがあればめちゃ嬉しいと僕は思います。

雪の上での雪中キャンプの最終テストを経て、僕らは販売を開始することにしました。
https://www.youtube.com/watch?v=Y5MKHMCXlqk

来週、月曜日、2022年2月28日にクラウドファンディングサイト「マクアケ」で先行発売。その後、店頭販売やアマゾンでの販売などの通販を開始していく予定です。

アウトドアの学校の生徒さんや、これを見ているキャンプ好きな方、キャンプやってみようかな?と思っている方に、ぜひ、試してもらいたいです。

僕のおススメは、先に書いたけど、「サーマレストのリッジレスト クラシック
ですが、それと、この新開発のマットの組み合わせがあれば真冬でもヘイチャラで眠れるはずです。
僕の知る限り、キャンプ用のマットで特殊配合の人工芝素材で作られたものはありません。つまり、キャンプ用素材で世界初に作られたマットを作ったことになります。

価格はサーマレストのリッジレストが、アマゾンで見たら5500円。僕の開発した特殊配合人工芝のマットが12,000円。

アウトドアの学校の生徒さんに僕がいつも言う言葉「悩んだら2個買え」です、下手な安売りのマットや、空気で膨らめるタイプのマットを買って「やっぱダメだコレ…、マツヤマさんの言ったとおりだ…」と新しく買い直す(無駄な金使い)ことを考えたら全然、安い買い物だと僕は思います。少なく見積もって10年使えます。マットなんてぶっちゃけ20年ぐらい使えます。「快適な睡眠のキャンプを10年する」ことを考えたら合計17,500円はとんでもなく安い買い物だと僕は思います。

まぁ、僕が今週もキャンプする2月の「炭焼の杜キャンプ場」や、静岡県西部の、「渚園キャンプ場」や「竜洋海洋公園キャンプ場」や「ならここの里」あたりでの秋や冬、春のキャンプなら、リッジレスト無しで、カインズホームに売ってる1000円の銀マット+新開発マットの組み合わせで十分です。その場合は1000円+12000円で13,000円。10年だからキャンプマットの快眠コストは1300円で1年使い放題です。

ガチで温かくて、ふかふかで、キャンプでぐっすり寝れる。
僕はホントに、心から、このマットいいなぁ…と思っています。
名前は、そのまま
【冬キャン極暖マット】(ふゆきゃん ごくだんマット)
と名付けました。そのままで分かりやすいでしょ?
一年中使えるんだけどね(笑)冬使えるなら春も秋も余裕でしょ?

いよいよ、来週の月曜に全国発売されます。
来週月曜、クラウドファンディングの予約注文開始で、先着何名に特別割引が適用されるはずです。なので、もう発表していい、と聞いたので、ここで先に公表しちゃうことにしました。
どうかなぁ…
売れると思います?
全国のキャンプ好きさんに、この暖かさと快適さを、ぜひ体験してもらいたいなぁ…。
ハラハラします。

キャンプ好きで腰痛持ちの人いるかなぁ…、その人には死ぬほど喜ばれると思うんだよね。コットで寝ると腰痛いしさ、ちなみにコットの下に敷くと最強に寝心地がいい。寒川さんがコッドに敷いていらっしゃる毛皮と同じ効果があるんだと僕は思います。

僕は、今、この【冬キャン極暖マット】を含めて、今年5つの新しいアウトドア道具をプロデュースして販売する予定です。
その中でもこの、「冬キャン極暖マット」は、僕が個人的に「絶対絶対使う!欲しいこれ!」と胸を張って言える。1年を通して活躍するものです。一年中使います。

あ、これも書いておかなきゃ、僕がこの「冬キャン極暖マット」を「絶対使わない!」というシチュエーションがあります。
それは「自分で自分の荷物(テント寝袋マット)を背負っていく登山でのキャンプ」です。(理由はリッジレストの方が軽いからです)。それ以外の車で行くキャンプの場合はコレ一択です、悩みません。

人工芝をアウトドアで寝る時用に魔改造、特殊配合してメチャクチャ使いやすいマットとしました。おかげで設置時間5秒です。めちゃ使いやすいのです。

僕が開発して、登山の時以外では、ガチに自分で使う、おススメマット【冬キャン極暖マット】が来週、月曜日、2022年2月28日に全国発売、に予約注文開始の予定です。
ご興味のある方はぜひ、詳細が載っているページhttp://www.danny.jp/wp/campmat を見てください。

お友達のキャンプ好き、アウトドア好きの皆様、アウトドアの学校の生徒のみなさま、腰痛持ちのジンギスカン好きのハラユタカさま、ぜひよろしくお願いします。

#アウトドアプロデューサー
#アウトドアプロデューサーのお仕事
#アウトドアの学校
#キャンプ
#冬キャンプ
#極暖マット
#防災キャンプ
#サーマレストのリッジレスト