【メロン温室プロジェクト】収穫ができそうです

2021720  

【メロン収穫ができそうです】
【糖度検査しました!OK!】
【連日の晴天で収穫が早まりました!!!】
【発送の方!今週中に発送します】
【木曜からお引渡し開始します<予約制>】
【午前中だけじゃなくて、夜も温室で渡せるようにします】
【夜は温室をイルミネーションで明るくして待ってます<予約制>】
【「アウトドアの学校」の「農業ワークショップ」を試験的にやります<予約制>】
【メロン引き取りが可能な時間とスケジュール】

202179日に「メロンを作っています、楽しく笑顔で作っています、【メロン買って下さる方がいたら嬉しいです】と書いたら、本当にたくさんの方に「買ってあげるよ」、「温室行くよ」と言って頂きました。発送依頼も、なんと北海道からも注文が来て50名を超える方からメロンをご注文頂きました本当に有難うございます。

絶対、熟練のメロン職人さんや、メロン名人の農家さんのメロンにはかなわない、農業一年生の僕らのメロンを買って下さって食べて頂けるなんて本当に嬉しいです。

お待たせしていた方、ありがとうございました。

メロン収穫できそうです。

今日、連日の晴天、高温度で予定より早く、収穫できそうだと指導して下さっているトキさんに言われ、糖度検査をしたところ、14℃で出荷可能なところ、16℃を超えていて「収穫できるじゃん!」と大慌てになりました。

なので、今週、収穫作業が本格開始となります(本当は来週スタートの予定でした)

で、【僕にはやりたいことがあります】

それは、「農業はアウトドア」というテーマで取り組んでいるメロン栽培。

大切なのは「楽しむ」、「学ぶ」、「体験する」ことだと思っています。

その為に、

・取りに来てもらう時間を22232526日【午前9時~12時】と【夜17時~20時】にします。

そして、

・温室に時間予約をして取りに来て頂ける方には「収穫体験」を原則してもらえるようにします。

・夜の温室を(暗いから)イルミネーションで飾って素敵にしちゃいます。(その中で自分の食べるメロンをゲットするなんて素敵じゃない?)

そして、メロンを買って下さった方限定ですが

・アウトドアの学校「農業メロン編」として実験的に「イルミネーションの中での農作業体験ワークショップ 受講費1000円」を行います。(将来的に農作業ワークショップ(1時間3000円~の予定)ですが、その実験的にメロンを買いに来た方の中で希望者にイルミネーション輝く温室の中で)メロン栽培の農業体験を実際にやってもらおう、という企画です。これは夜だけね。(なぜ夜だけか?というと、昼はクソ暑くて大変だから&昼はガチな作業でワークショップする時間が無いからです)。

メロンの苗の手入れとか、子メロンを取ったり、やわよわな苗をクリップでとめたり、やったことあります?農業ってオモシロイですよ~、メロン栽培はけっこう楽しいのです。初体験って楽しいですよね、説明をたっぷりして、参加者で順番にやってみる楽しいワークショップをするつもりです。(参加はメロン1つ購入につき1名様までとさせて頂きます)、ライトやイルミネーションや道具をご用意して楽しく安全なワークショップ体験にしたく思います。

話ししましょうよ。

メロンを世話しながら、

作業しながら、

自分のことや、思ったこと、

気になってること、悩んでること。

温室はおしゃべりするには良い場所です。僕たちはいっぱいおしゃべりしながら農作業をしています。

一緒に作業してるとどんどん距離が近くなっていきます。

もちろん、磐田まで行くのたいへんだから、浜松のマツヤマデザインに取りに行くよ、という方も全然OKです(これも要予約にして下さいね)。前回、〇日~〇日ならOKです取りに来てください。とお願いしたら、「行ける時に行くね」で、突然「今日今から行く」というのがあったのですが、すみません、僕らがいなかったり、そもそも、温室の駐車場に限りがあり、突然だと困ってしまうのです。

楽しくメロンをつくる。

笑顔でメロンを栽培する。

でもって

買って下さる方にも楽しんでもらう、笑顔になってもらう。

そんな素敵なメロンがあったら嬉しくない?

僕はそう考えました。

そもそも、こんな会話からスタートしました。

「暑いねー、太陽すごいね」

「太陽の日差しが暑いから夜作業すればいいんじゃない?」

「夜だと暗くて作業しにくいんじゃない?」

「ランタンとかで明るくすればいいやんけ(アウトドア屋の思考回路)」

「そうだよね」

「待てよ、電気あるじゃん」

「おお、電源!そんならイルミネーションできんじゃない?(デザイン屋・アウトドアプロデューサーの思考回路)」

僕はまちづくりややキャンプ場のイルミネーションをプロデュースしています、実は)

「いいじゃんいいじゃん、イルミネーションでキラキラした夜の温室の中で収穫したり、農業体験ワークショップをやるの楽しそうだし綺麗そう、なにより昼よか涼しいし」

「できるよな」

「ええ、できますね(アウトドア慣れしたスタッフ、マサとタカノ)」

「ええーできるの?」

「やれんじゃん、面白そうじゃん」

「やろう」

「やろうやろう」

となったのです。

夜なら、涼しいし、お仕事終わった方に来てもらえるし、作業していないからゆっくり話せる。

いいことずくめじゃないですか。

そもそも綺麗そうだし、見てみたい。

と、いうわけで、

メロンご購入の方、温室まで来て頂ける方は、下記のスケジュール枠の中からお選び頂き、温室までいらして下さい。

あ、先日お声かけして下さった方の多くが、「まだ間に合いますか?」とか「遅れてごめんなさい」とか言ってくださいましたが、大丈夫です。今週末の収穫は数が多く取れそうなので全然間に合います。というか、下記の日程の中で「僕のFBお友達で・来る日を予約して下されば」追加のご注文も喜んで承ります。もしもし、買ってあげるよ、温室に行ってみたい、という方はお声がけください。

お代金はメロン1玉お友達価格で3000円。農業体験ワークショップはメロンを買ってくれた方限定価格1000円です。
農業ワークショップは申し訳ありませんが人数限定・中学生以上とさせて頂きます。夜は通常の出荷作業はしていないので、来て頂く方とワークショップの方とゆっくりおしゃべりできると思います。

【メロンのお渡しと農業体験ワークショップのスケジュール】
20217

A22日(木)9001200 メロン引き取り時間

B23日(金)9001200 メロン引き取り時間

C23日(金)17002000 メロン引き取り時間

D23日(金)18301930 農業ワークショップ

E25日(日)17002000 メロン引き取り時間

F25日(日)18301930 農業ワークショップ

G26日(月)9001200 メロン引き取り時間

H26日(月)18302100 メロン引き取り時間

I26日(月)19302000 農業ワークショップ

ご都合の良い日をコメントかメッセージでご予約下さい。

例えば、23日金曜の夜に引き取りに行くよ~、という方で、農業体験ワークショップやってみたい、という方は、「23日の■Cと■Dに行くよ」とコメントかメッセージをくれたら嬉しいです(御代金はメロン3000円とワークショップ1000円で4000円です)。

もちろん、引き取りに来てくれて、ワークショップをせずに、温室を見学したい「■Cだけね」という方(3000円)も大歓迎、温室を見て回ってご説明させて頂きますねワークショップの時間18301930は僕がゆっくりおしゃべり(これが一番楽しいですよね)出来ないのでもし可能ならばずらして頂けると嬉しいです。

※26日はメロン収穫終わっている予定なので、収穫体験ができないかもしれません。ダメだったらごめんなさい、早い者勝ちのアウトドアの山ルールです。

もし、上記日程で都合が悪い方は8月にも収穫がある予定なのでその時に来て頂いても大丈夫です。逆に予約無しで月曜にいきなりだとゴメンなさい!ありませんって言っちゃうかもなので月曜の方は必ず土曜日までにご連絡下さい。

大変恐縮ですがワークショップの定員を一日一回4名とさせて頂きます※MCは僕だけだから4名以上は無理だと思いまして

既にメロンを引き取って頂いた方で、もしご希望があればワークショップ参加も全然おkです。もう一個メロンを買って頂く必要なんてありません、場所わかりますよね?^_^

小さな始めたばかりの温室でオモシロイことをたくさん用意して、少しでも来てくれる方が楽しんでもらえるように工夫をこらしてお待ちしています。

本当に有難うございます。

あ、引き取りに来たり、農業体験ワークショップに参加してもらう時に、みなさんにお願いがあります。
メロン温室敷地内では、「殺虫剤」や「虫よけスプレー」の使用を禁止とさせて頂きます。(出荷時の検査でメロンから殺虫剤や虫よけスプレーの成分が出ると出荷できない可能性があります)ご理解とご協力をお願いします。

【メロン温室プロジェクト】初出荷

2021年7月9日

【メロンできた!!!】
【来週!初出荷!!】
【不安とチャレンジする楽しさ】
【メロン買って下さる方がいたら嬉しいです】

3月末からマツヤマデザインメロンプロジェクトを開始し、度々活動を載せさせて頂いているメロン温室プロジェクト。
ついに!ついにメロンが大きくなって来週初出荷できるところまでこぎつけました!!!

ううー、長かった!というか毎日初めての事ばかりでドタバタで、アッという間の三か月でした…。

まだ寒さの残る3月下旬に種を植え…、ボイラーで温室を温めているための燃料は重油ということを知り。その重油の代金がタンク半分で10万円もするということに驚き…。
最初に植えた種400粒はホースが抜けて結局育ったのは97個…(涙)
その後、2号温室に植え、花の交配…、謎の病気で枯れちゃう…、害虫発生!などなどを繰り返しつつ、3号温室、4号温室とメロンを育ててきました。
全然知らない世界のコトを知り、新しい仕事に戸惑いながらたくさんの仲間に助けられてメロンを育ててきました。
そしてついに、来る来週「初めてメロンを出荷できる」ところまでこぎつけました。


先日、僕が間違えて「本木(メロンの木の中心の幹)」を切っちゃったメロンを、試しに食べてみよう!と初めて試食した際の写真です。
味はですね…。
なんと、
ちゃんとメロンの味がして…美味しかった~。
みんなで分けて少しだけ食べたのですが、
なんだかジーンと感動しちゃいました。

来週、状態を見ながら出荷(JAに梱包して納品すること)をするのです。
出荷の為にはまた、段ボールを組み立てて、紙で包んで、綺麗に梱包しなければいけません。そのルールや作法も細かくて…、それも覚えなければいけません。
手探り。
知らないこと。
新しいことにチャレンジするのはどれだけ大変で、またオモシロイんだろう。

また、JAに出荷するだけでなく、僕らの作ったメロンのファンを増やして買ってくださるお客さんやインターネットで販売をしていかなければ、趣味でなく、こうして会社として活動していくことはできません。
まだまだやることはたくさんあります。
温室で面白いワークショップもやりたいし、アウトドアの学校メロン編もやりたい。
でも、メロンできた!
ちゃんとメロンの形で美味しそうに出来た!
たくさん汗をかきながら温室で過ごした時間が少しだけ報われたような気がします。あと少し、気合を入れて頑張ります。

初めてだらけのメロン作り、出来たメロンは、熟練の農家さんにはかなわないし、傷もあるかもしれないけれど…。笑顔でワクワク、元気に作ったポジティブな気持ちがきっと詰まっていると僕は信じています。
笑顔で作ったメロンです(笑顔のメロンって名前にしようかしら)。
来週、出荷する予定ですが、FBのお友達で「出来たら買うよ」とか「食べたい」と言ってくださる方がありがたい事に何人かいらっしゃいました。

もし、僕たちのメロン作りを応援する気持ちでお買い上げいただける方がいらっしゃったら、ぜひコメントかメッセージを下さい。
来週の出荷の時に注文いただいた方のメロン(美味しそうなやつ)を残しておいてお渡しします。価格は1玉3000円です。(FBの友達のみの限定価格です)

数に限りがあるし、予約が多いと収穫が再来週になっちゃうかもしれませんので、予約注文って形になると思いますし、農園かマツヤマデザインに取りに来てくださる方に限らせて頂きます。また、遠方の方に送るのは別に送料と梱包代金がかかっちゃうので、それに御承諾頂ける方とさせて頂きます。

トキさん、タシロさん、オガワさん、ヨコヤマさん、スナコ、マサ、タカノ、サトリカ、ひろみさん。一緒に修行してくれたみっちゃん、メロン栽培を教えてくれた近藤さん、山田さん、温室を貸してくれている伊藤さん、農園に遊びに来て作業を手伝ってくれたよしむーさん、タケハラくん、マリモちゃん、ミスズちゃん、チャーハンさん、内藤さん、ゼキさん、設備を整えてくれた山田ブラザーズと高柳くん、エリちゃんたくさんの方に本当に世話をかけ優しくしてもらってようやく出来上がったメロンです。

僕たちの取り組みを応援してくれる方に、美味しく食べてもらいたい…心からそう思います。僕たちの笑顔と元気が中に詰まっていたらいいなと思います。
もし食べてくれて「美味しかったよ」なんて言われたら…僕は泣くかもしれん…。
新しいことにチャレンジする楽しさと不安を味わえる幸せと、見守ってくれるたくさんの方に心から感謝します。

元気に笑顔で作る、笑顔でなにかをする事は本当に大切な事だと僕は思います。きっと、絶対、想いは人に届くから。

 

#メロン温室プロジェクト
#農業はアウトドア
#農業

【メロン温室プロジェクト】子メロンたくさんできた

2021年7月1日

【近況報告】
【子メロンたくさんできた】
【メロンもなんかメロンっぽいのができてきた…】
【農業はアウトドア】
【アウトドア道具大活躍】
【ITリテラシー】

北海道から帰って、相変わらず朝は温室、昼からデザインのお仕事をしております。
メロンは右も左もわからぬまま、山田会長、トキさん、オガワさんに本当に親切に教えて頂き、言われるがままに「ハイ!」と楽しみながら作業。

朝少し早く起きて数時間(大体9時~11時には終わるのです)身体を動かして、汗をかくというのはなんだかとてもいい気がします。午後の会議や打ち合わせ、HPのデザインのプランを考える時。ずっと机に座って考えているより、やはり身体を動かしたり、仲間と話しながら働いているほうが、なんというか「人間としてまっとう」な気がしたりします。ホームページを作るのもはかどる気がします。

今年のメロンの栽培は6作の予定なので、今は5作目の種を植えるのを準備しています、先日は4作目のメロンの苗を「定植」といって育った苗を移動させる作業をみんなでしました。

今日やったのは、下葉を整理するのと、摘果といってメロンを一つの木に一つなるように、小さなメロンを取る作業。子メロンがたくさん取れるのでみんなお持ち帰りで美味しく頂きます。

この前は、メインで作業する温室の中央の部分が、水を使う作業(ポッドを洗ったり、けっこう水でジャバジャバやる事が多い)をすると、水がはけなくて、すぐ足元が「沼」みたいにドロドロになっちゃうのを、炭焼の杜明ケ島キャンプ場を運営する仲間の株式会社山田のオガサさんに相談したら、あっという間に砂利を敷いてくれて水作業や雨の日に超快適になりました。超感謝です。

プロってすごいなぁ…。笑顔でスイスイやっちゃう、作業が30分、おしゃべりが40分で、1時間ちょいで問題解決でした。餅は餅屋です。

今年は6作メロンをつくる予定です。小学校で言えば、今は校舎に6年生がいながら2年生が入学してきた感じ、来月6年生が卒業しちゃうのを皮切りに、次々と卒業していき寂しくなるのですが、今が一番最年長と最年少が重なる時期なので賑やかです。

メロンを栽培して分かったのは、農業はアウトドアだなぁということです。特に温室を出入りするメロン栽培は温度差が激しく、作業する服もレインウェアやベースレイヤーが大活躍します。例えば明日は雨の予報で、種を植える作業をしますが、タープを張って作業をする予定です。雨や風で影響をうける場所でどう快適に過ごすか?楽しく何かをやるか?太陽と風と雨とどう付き合うか?
どこに行くかより、誰と行くか?そんな考え方ややり方は、アウトドアをする上でも、デザインの仕事で撮影をしたり取材をする時も、メロンをつくる場合でも、キャンプ場をプロデュースする時にも本当に役立つのでした。

いつか、「アウトドアの学校」として、メロン作りプロジェクトを扱って「アウトドアの学校 メロンプロジェクト」としてみんなに体験してもらうことが出来たらと思っています。

最近、お友達が増えたせいか、顔写真も無し、自分のステータスも表示しない「ひみつ仮面ナゾーマン」みたいな「おまえ誰やねん?」とツッコみたくなるような人がめっちゃ上からコメントくれたり、メッセージをくれたりすることがあります。
全員名刺交換し挨拶して談笑しているパーティの場に、イキナリ登場したコナン君の犯人みたいな全身黒タイツのような人が突如現れて発言してる状況なわけです、あなた浮いてますよ…。全員ドン引いているのに気づかないのかしら?

「姿も顔も素性も明かさないひみつ仮面ナゾーマン」はヤバイと思うし、ある種、いい年した大人だろうから、恥ずかしいことしているのに気づけばいいものを…、「そーゆーのやりたければFBじゃなくて、本名や存在隠して発言できるツイッターやればいいのに」と思うのですが、中年のオッサンにITリテラシーを教えて差し上げるのも恐縮なのでそっとブロックするのでした。

さてさて、いま取り掛かっている北海道のオメガオイルのお仕事も大詰めです。今日も張り切って頑張りましょう。

7月に入り、僕のプロデュースしているキャンプ場と管理しているキャンプ場(予約システムの監修もしています)の予約は9月分の予約が開始されて昨夜だけでも大量(500件以上)の予約が入ってきました。キャンプ場は大忙し…。炭焼の杜の新しい古民家グランピングもそろそろオープンですし、朝霧高原のキャンプ場では新しいストリートを作って二人専用サイトをこの秋には開設する予定です。ならここの里キャンプ場でもコテージの改修と新しいルール作りをしなければいけません。

メロンプロジェクトは来月あたりがピーク、それからゆっくりペースになります。平日午前中9時から12時前くらいまで作業をしています。遊びに来てください。温室で2時間~3時間、僕たちと一緒にめっちゃいい汗流せますよ。でもなぜか痩せないのよね(笑)ご飯が美味しいのです。

【メロン温室プロジェクト】播種(はしゅ)

2021年6月8日
【That’s one small step for man, one giant leap for mankind.】
【人間にとっては小さな一歩だが人類にとっては偉大な一歩だ(ニール A アームストロング)】
【この種は小さいが、マツヤマデザインメロン温室にとっては偉大な種だ】
【メロン栽培プロジェクト】
今日、2021年6月8日、僕らは通算4回目の鉢上げ(はちあげ※種から根が出た種を植える事)をしました。

(↑この時期は温室暑くて、アウトドアウェア、モンベル、ノースフェイス、パタゴニアが活躍しています。)

鉢上げをするには、播種(はしゅ)と呼ばれる、種に生命の誕生を促す作業をせねばなりません。
今まで3回、発芽したメロンの種を植えて来ましたが、それらはメロン栽培を教えてくださる山田会長(オーバー80歳!メロン作り半世紀以上の超ベテラン)と、農業指導をして下さるトキさんが、種をアレコレして、根が出た種を温室まで持ってきてくださり、それを植えていました。

播種と呼ばれる作業は、種を水に漬けて生命の誕生を促し、一定の温度で一定期間保存して、種から芽を出させて、植えやすいちょうど良い長さに根を出させる。という、そんな事できんのか!!というデリケートな生命の神秘的な作業です。
そしてそれは、種を植える日から逆算して数日前から仕込んでおかなければならないわけです。
メロンを栽培していると言っても、肝心なその播種の作業が先生任せでは自分達で作っているとは言いがたい訳です。
何より、○日に種を植える「鉢上げ作業」をやるね!と自分達で作業のスタートが決められない。スケジュールが組み立てられないというデメリットがありました。
それを、今回、初めて、種から生命を目覚めさせ、根が生えるタイミングを計算し、作業する今日の朝にジャストになるように播種の作業をしたのです。
播種作業は僕がやりました。


(↑水に漬けた種)

教わった通りに日曜日の夜、水に漬け苗床となる新聞紙を手順通りに準備、月曜の朝、教えられた通りに保温するべく用意した発泡スチロール容器に温度を一定に保つサーモをセットしたヒートマットをセッティング、種をこれも教わった通りに均一に種を並べ…。


(↑下の黒いのがヒートマット)

農業指導をして下さるトキさんが親切に撮って教えてくれた動画を何度も何度も見ながら…。

そして今日、火曜の朝に、メロン栽培の皆が集まり、さぁ種を植えるぞ!という時に【自分で種を目覚めさせて、根がすこーし出て、植えやすいベストな状態】で作業が出来るか?
という、ハラハラドキドキの瞬間だったのです。

緊張の結果は写真の通り大成功!ホントに嬉しかったです。
出来なかった事が出来る様になる。
知らなかった事を知る。
全く知らなかった手順を学ぶ。
一つでも順番が間違えたらダメな「作法」を学ぶ。
48歳になっても、新しい事を知り【出来るようになる】事はこんなに楽しいんだ…。
仲間と喜びを分かち合う。
一つ一つ、出来ることを増やして重ねていく。
いっこづつ楽しみながらやっていこうと思います。


#メロン温室プロジェクト
#農業はアウトドア
#農業

「アウトドアの学校」がくれたもの

2021年5月31日

【「アウトドアの学校」がくれたもの】
【なぜ「アウトドアの学校」をやるのか?】

僕はデザインの会社を経営しています。おかげさまでデザインのお仕事を頂いています。会社を創業して14年になります。

最近、メロンの温室でメロン栽培にチャレンジしています。今朝は9時から温室の中で汗びっしょりかいて苗の調整作業を教えてもらいました。

先週の水曜日「アウトドアぐるぐる回転寿司」で20名の受講生がきてくれました。土曜日、日曜日には「アウトドアの学校」の年間を通して行う最大のナンバーシリーズの二回目、三回目の講義がありました。

土曜日はギア講座として午前中3時間、僕は15名の生徒にアウトドアについてや、その道具のこと、アウトドアブランドの選び方、そのブランドの起源や特徴や買う時の秘訣などを講義しました。

ギア講座は、コップやバーナー、テントやライター、レインウェアまで、3時間やります。何から何まで話します。触ります。現物を実際に見て触るのが大事。
学校だから真剣に勉強したり、宿題も出ます。

午後はゼキさんの野外カメラ講座。

日曜日は選択の部活動として、登山部とフライフィッシング部に分かれ、僕はフライフィッシング部として一日、会場のセッティングとインストラクターとして、朝8:30から陽が落ちる20:00まで川にいました。

アウトドアを楽しむには、いろいろな道具が必要です。

「ぐるぐる回転寿司」では20人分5種類の講座を体験する為の、テント3つ・タープ3つ、椅子20人分、テーブル5台、ペグ50本、焚火台やコップや薪や安全を確保する器具を、アウトドアの学校では、土曜日のギア講座の為の、バーナー各種やレンタル希望のザック6セット、レインウェア7名分。

日曜にフライフィッシングを楽しむ為の参加者6人分のウェーダーと言われる胴長靴と竿10本、リール7個、屋外で開催する為の椅子10名分、テーブル、フライフィッシングの講義をお願いする講師への依頼と内容の調整、機材の打合せ、講義会場にするキャンプ場での場所確保、管理釣り場である川の予約、フライやフロータント、アウトドアギア講座の資料1人10枚×15名分の資料のプリントアウト、フライフィッシング講義で使う資料1人15枚×6名分の資料のプリントアウト(合計240枚!データを確認し、プリントアウトするのに2時間かかった(笑))

これらのどれか一つ欠けても「私のものが無い」と受講生が悲しんだり、講義に支障が出たり円滑に運営出来ません。

今日、温室から帰り、事務所について、車に積み込んだ山のようなアウトドア道具を、三階の「旅する会社」に運び込み、濡れたウェーダーを干し、マツヤマデザインでデザインの確認や写真のチェックと月末の請求書を作成し、月末の振込みを終えました。

今日、打合せとテントを借りに来たオオムラに「めっちゃ顔が疲れてますよ」「ヒゲに白髪そんなにありましたっけ?休んでますか?!」と言われました、うん、身体がなんか重い、背中も痛い。
そういえば、今週の土日も休みは無かった。来週の土日は、炭焼の杜で、フライフィッシング教室をお手伝いする予定なので土日はボランティアスタッフやってキャンプするつもりでした。

そうよね、普通の人は、月曜から金曜まで仕事して、土日はなんか、自分の好きなこととか、マッタリしたり、昼寝したり、カフェでお茶したり、テレビ見てごろ寝したり、映画見たり、「休んで」いたり、「身体を休めて」いるのかもしれぬ。
そういうことは最近した覚えがない。

月曜から金曜まで、一緒に仕事してるマサも高野も、金曜に「疲れたねー、やっと休みだね」とか言ってる。僕は「土日、アウトドアの学校なんだわ!」と言って、朝から晩まで野山で歩き回ったり、講義したりしてる。
そういや、疲れたな…。
そう思ったら、
「なんで僕は、『アウトドアの学校』なんてやってんだろ…」
と、自問自答しました。
うむむ、
そもそも、仕事じゃない、やらなくても誰も怒ったりしないのに、
参加費として、お金も頂くけど、そのお金で、道具買ったり、3階の機材置き場の家賃払ったり、フィールドのさくら咲く学校という廃校の桜の大木を護る桜基金や、炭焼のアマゴの放流基金に寄付しちゃってる。
そんなことを、休日を潰して、もう9年もやってる。
なんでだろ…。

そんなことを考えながら、事務所のソファで、伸びをしたら、土日の富士登山やフライフィッシングの講義を体験した生徒さんのフェイスブック記事が次々にアップされてきて、それを見ていたら、「なんでアウトドアの学校をやっているのか?」の答えがなんとなくわかってきました。
カンタンなことでした。


みんなが笑うから。
出来なかった事が出来るようになる、その嬉しさ。
知らない人と出会い、一緒にワクワクする夜や不安な朝を迎え、一緒に汗をかき、「うまくいかない事」を体験し、一緒に乗り越え、仲間になる。
知らないところに行って、やった事の無い体験をする。
みんながはしゃいでいる。のを見る。
その嬉しさ。
卒業した生徒がOB・OGとして参加してくれて久しぶりに会う。
仲間と再会する嬉しさ。
今年も受講生15人は、何かを学び、そして、きっと人生が少し変わる。
僕はそれがとっても素敵な事だな…と思うのです。
アウトドアの学校は、僕にいろいろな「こと」をくれました。

渉さんやゼキさん、チャーハンさんやよしむーさんをはじめとするアウトドアの仲間とチカラを合わせて講義を組み立てる楽しさを。
再会すると嬉しそうに手を振って笑って近づいてくる100名近い「アウトドアの学校」の卒業生を。
キャンプ場をプロデュースしてくれませんか?という最初の依頼のキッカケを。
アウトドアの専門家として「キャンプ大辞典」という本を書きませんか?という小川ましろさんからの依頼を。
「アウトドアライフプロデューサー」としての肩書を。
NHKの美の壺に出てくれませんか?という問合せを。
忘れられない、アウトドアやフライフィッシングの幾度もの旅を。
温室でメロンを栽培することに挑戦するのもアウトドアなんだ、という想いを。
アウトドアを通じて講演をしてくれませんか?という幾度もの問合せを。
この9年で出会ったたくさんのアウトドア仲間と過ごした時間を。
こころから信頼できる、かけがえのない仲間を。
カッコいい男の素敵な行動と、優しくて可愛らしい女の子の笑顔を。
憧れながら後を追った、忘れられない背中を。
山の中で、川で、デカイ声で腹の底から大笑いする瞬間を。
僕はいま「生きているんだ」という実感を。

たぶん、週末にずっと家で寝ていたり、一人きりで山に行っていたら、僕の人生は全然違っていた。
アウトドアの学校に入学した生徒さんに僕は第一回講義でこう言っています。
「アウトドアの学校に入ると、人生が1度変わるんだよ」と。
でも、気付きました。
「アウトドアの学校」で人生が変わったのは僕でした。
いつも、僕と遊んでくれてありがとう。
来月、2021年のアウトドアの学校の卒業式があります。
心からの感謝をこめて、学校を安全に、楽しく運営していきたいと思いました。

近況報告「ぐるぐる回転寿司」の準備

2021年5月25日
【近況報告】
【朝メロン】
【昼にズーム会議】
【午後デザインのお仕事】
【夕方ぐるぐる回転寿司の資材積み込み】

皆さまお元気ですか?今日は良い天気でしたね。
今回は僕の近況を載せさせて頂こうと思います。

朝、9時からメロン温室で作業。小さなメロンの玉が出来て来ました。違う温室では来週の交配に向けての準備をしています。

温室の中は今日みたいなお天気の日は暑くて汗が出てきます。
アウトドア用のパタゴニアの長袖シャツが活躍しています。最近は登山用の服で生活しています。

昼前に終わって事務所に、デザインのお仕事とスタッフとチェック、午後は北海道の方とアマニ油の企画のズーム会議でした。

長野のりんごジュースの百貨店用のラベルのデザインや、エッグタルトの新しいお土産のデザイン、ドライヘッドスパのwebのデザイン、美容院のwebと看板のデザイン、あと見積もりを何種類か作ったりチェックしたりしました。

夕方に、明日5月26日水曜日の【アウトドアの学校特別講座 ぐるぐる回転寿司】に使う機材のリスト、受講生の名簿とタイムテーブルと教室の掲示ボードの確認。明日の「アウトドアぐるぐる回転寿司」は、持ち物はお弁当だけ!全ての道具はこちらで用意します!というウリなので、テントとタープ、テーブルと椅子が12脚、ヘルメットと焚火台と、マイクと「てんぐの小太鼓」とバーナーとザイルとカラビナとハーネスなど、ありとあらゆるアウトドアギアを持ちこまねばなりません。

アウトドア用品を収納してあるマツヤマデザインのあるビルの3階から必要なものをセレクトしてエレベーターで運び出して、僕の車とマサのデリカに詰め込むのです。

6人乗りの年代もののエレベーターに詰めるだけ詰め込みます。

その後、先日の500キロの旅で無くなっちゃったガソリンを入れながら、明日の不足品を買い足しにピアゴに行きました。あったあった。コレでヨシ♪。

明日は6時には出発しないといけないので、温室には行けないので温室番長のヨコヤマさんに誘引をお願いして…。

さらに今週の土日にはアウトドアの学校のナンバーシリーズの2回目の講義と3回目の講義なのでその準備と関係各所の連絡もしなければなりません。用具も全て車から下ろして木曜日には詰め替えなきゃだわ。

夜に明日の講師のゼキさんと渉さんとサトリカとマサと明日の講義の段取りの確認と集合時間の確認を済ませました。
そんなこんなであっという間に夜になりましたが明日は天気もいいし、素敵な体験をみんなにしてもらえたらいいなと思って張り切っていきましょう^ ^
たくさんの方に支えられている事に感謝して頑張ります。
受講生楽しんでくれるかなぁ…。わくわく。