アウトドアの初心者向け「衣:アウトドアウェア教室」

2022310

【アウトドアの初心者向けの「衣:アウトドアウェア教室」を行います】
【アウトドアの学校 特別講座】
2022410日日曜日 13001700
【今回は衣類!着るものがテーマの教室です】
【時間はたっぷり3時間】
【僕が普段使っているものを持って行きます】
【現物を見て・触って・(サイズが合えば)着てもOK

アウトドアの学校の卒業生のリクエスト「服だけの講座やってくれません?」から企画が始まった「アウトドアウェア教室」を開催します。

アウトドア、登山やキャンプで必要な「衣食住」の中でも、一番大切で、最初に必要になる「衣」、着るものは何を選べばいいのか?は本当に大切な問題です。

時により、生死を分けることにもなるし、何より、野外で活動する時「快適さ」がまったく違います。どんなに美しい風景の中にいても、「寒いよう」とガタガタ震えていたりすると景色や仲間との会話が頭に入ってこないし、判断なども鈍ります(危険です)、さらに値段もけっこうするものが多いし、失敗したくない、さらに場違いな服やブランドを着ているとカッチョ悪い感じになっちゃったりします。

アウトドアのウェアは、まったくのドシロートさんと、少しでも知っている人、ベテランさんとの差が一番出やすいジャンルかもしれません。

2013年より開講し今年8期生を迎える「アウトドアの学校」では、「アウトドアの基礎講座」として、最初の段階で教える「アウトドアの衣食住」という講座があります、その講座は「衣食住」を3つまとめて行っています。

ちなみに「衣食住」は

衣→アウトドアウェアなどの着る・身に着ける系

食→バーナーやシェラカップなど食事系

住→テントや寝袋とマットなどの居住系

と分かれていますが

正直、いつも時間が足りないくらい、もっと話すことあるのになぁというくらいに思っています。

で、

今回はその中の「衣類」にだけ特化してやっちゃおう!という教室です。

いやーワクワクします!三時間!衣類だけで喋れるなんて!

お話しようと思っている内容は、

【アウトドアウェアの基本のキ】
【超ビギナーが最初に揃えるべき衣類】

という基礎編から始まって

【キャンプに行くならコレ】
【焚き火するならコレ】
【登山・ハイキングに行くならコレ】

などというケースバイケース的な「衣類の選び方・買い方・予算」

【アウトドア旅する時に一番使えるウェアはコレ】
【雨も雪も寒い時も対応できるウェアはコレ】
【農業で試した 汗だくのメロン温室で一番使えたウェアはコレ】

なんていう、僕個人のセレクトする大きな声では言えない秘密の話。

【ビギナーはコレ買っとけば間違い無し!超ビギナーが最初に揃えるべき衣類】
【登山する時、ガチで使えるウェアはコレ】
【シロウトだなと思われるブランドは
【パンツ、レインウェア、フリース、ダウンジャケット、肌着、一番お金かけるべきものはコレ】
【コレはいくらくらいするけど、コスパ考えたら絶対買いのウェア】
【このウェアは〇〇で〇〇円くらいで買える】
【僕が個人的に絶対オススメなアウトドアウェア】

などという僕なりの「買い方・お値段の参考、おトクな買い方」リアルに僕が使って「コスパ考えたら絶対おススメ」というものまでお話しようと思います。

僕が行く、アメリカやフィリピンの無人島や東北の秘境や源流のキャンプ、飛行機に乗ったり、キャンプや登山をして、またホテルに泊まって、居酒屋に飲みに行く旅では、スーツケースにたっぷりとした着替えなんて持って行けません。

身軽に旅をする方法の秘訣はアウトドアウェアの使い方にあります。

今回は会場を「ワークピア磐田」さんで行うので、僕の自宅のクローゼットからたっぷり実際にガチで使っているウェアを持ち込んで、現物を手にしながら、「コレはこう使うんですよ」、とか「春にキャンプ行く時はこれとコレを合わせて」(合わせるのってなかなかムツカシイのです)とか、「真冬の東北に『青春18きっぷ』の旅に行く時はコレ」とか「夏の北海道にキャンプ旅した後に札幌で飲む時にはコレ」とか、「キャンプで焚き火をする時にはコレを着てるとヤバい!」とか、普段使いや旅に出る時に使える現物を手にしてお話する予定です。

正直、9時間講座やれ!と言われたら「ハイ喜んで!」というくらいの気持ちですが今回は(初回だし)3時間で手を打つことにします。

そして今回はスペシャル企画、僕のアウトドア仲間のトシタケ君やマキノ君、ニシバタ君が、素晴らしい取り組みをしています。それは、「プラスティックのゴミが太田川から福田の海に流れつくまでを追った映画【リバーtoシー】」の上映を講座の後に一緒に見ようと思っています。太田川の最初の一滴の水から海に出る水とゴミの旅です。

なのでスケジュールはこんな感じ

1300 アウトドアウェア教室スタート

1600 ウェア教室終了(休憩)

1630 映画上映

1700 解散

僕たちの愛するアウトドアの舞台である自然。「この美しい世界をまもりたい」をテーマに作られた素敵なメッセージと未来を感じる映画です。環境のコト、自分たちの住むエリアのことも一緒に考える機会になれたら嬉しいと思っています。ゴミ拾いをする時やプロギングをする時にもアウトドアウェアは大活躍します。(コメントに映画の予告動画を付けますので見てください)

素敵なアウトドアウェアを選べるようになって、お気に入りの一着を見つけてこの春から素敵なアウトドアデビューをしてみませんか?

【この講座はこんな方におススメの講座です】

・キャンプや登山を始めようと思っている方、
・どのアウトドアウェアを買おうかと悩んでいる方
・アウトドアウェアの予算をどれくらいで揃えたらいいか?知りたい方
・アウトドアの学校に興味がある方
・アウトドアの学校に今年入校する方(卒業したけどもっとウェアの事知りたい!って方)
・アウトドアウェアを買う予定の方

この講座は、どなたでも参加できる【単発講座】です。

エントリーは「アウトドアの学校 公式ホームページ」の専用のエントリーフォームからエントリーください。

今回は特に定員を決めませんが、会場や諸処(コロナとか)の理由で、突然締め切る場合があります、ご了承ください。

アウトドアの学校ですので早い者勝ちの「山ルール」とします。また、申し込みは、アウトドアの学校公式HPからのエントリーの後、入金をもって完了とさせて頂きます。ギリギリまで来るか来ないか決めれない人はアウトドアに向いていないと思うので、最終入金日を331日とします。(だって応募開始されたらすぐにエントリーして来て速攻入金まで済ませて心の準備バッチリで来るAさんと、ギリギリまで決断できないBさんや、ほかの予定と天秤にかけて〆切に遅れたCさんと一緒に受講するって、Aさんはテンション下がりますよね僕はAさんの気持ちを大切にしたいのです、僕はAさんの味方です。たとえ数は少なくてもAさんたちと楽しく喋りたいのです。アウトドアの現場でケガしたり、トラブルになりやすいのはAさんでなく、BさんCさんが多いと僕は思っています)

さぁ、初めての試みです

アウトドアウェアだけを語る3時間。

どうなるか分かりませんがワクワクします。

楽しみです。

何人参加してくれるか?まったく分かりません。

やってみないと分からない。

ワクワクします。

人生は旅です。

思いついたから、やってみようと思います。

一緒に外で遊びませんか?

外で遊ぶのにメッチャ使える服をお教えします。

もうすぐ春ですよ

太陽は輝くし、緑も綺麗、僕の大好きな五月の風ももうすぐ吹きます。

キャンプ、ハイキング、登山、アウトドアを楽しみに出かけましょう。

410日、ワークピア磐田でお待ちしています。

【アウトドアの学校 特別講座 アウトドアウェア教室】
2022410日日曜日 13001700
【場所 ワークピア磐田】駐車場あります(無料)

https://goo.gl/maps/v84hef9sJvsQidnf7

【受講代金3500円】

【エントリー方法】アウトドアの学校公式HP エントリーフォームより申込ください。

https://www.md-f.jp/outdoor/contact/

#アウトドアの学校
#この美しい世界をまもりたい

「冬キャン極暖マット」販売開始します

2022年2月21日
【広告させてください】
【来週2022年2月28日(月)に新しいアウトドア道具を販売開始します】
【キャンプで寝る時、寝袋の下に敷くマット】
【35年キャンプしている僕が】
【ガチで欲しいと思うものを作りました】
【めちゃ温かくて】
【めちゃふかふかで寝心地がいいマット】
【腰痛の人におススメ】
【コテージでの宴会の座布団に】
【どんな時に使えるマットか?】
【一年中使えるマット】
【防災の避難所の体育館とかでも使えると思う】
【アウトドアの歴史の中で、人工芝素材のマットは世界初】
【今まで無かったアウトドア製品を開発して販売してみる件】
【名前発表!】

来週、新しい道具を販売開始します。
僕がプロデュースするアウトドア用具の商品です。

【冬キャン極暖マット】

商品のジャンルは「アウトドア用品」、商品はキャンプの時に寝袋の下に敷くマットです。

アウトドアの学校をやって、初心者の方にキャンプを教えると、「寝袋」の事はよく質問されるけど、下に敷くマットの事はあまり考えていない人が多いのです。
それは仕方ないこと。
でも、一度でもテントの中で寝たことがある人は分かりますが、実はキャンプでの睡眠は、寝袋よりも下に敷くマットにより左右されることが多いのです。
下が冷たい&硬いと、寒い&寝心地が悪いのです。
自慢じゃないけど、僕は寝るのが大好きで、睡眠は人一倍大切にします。(若いころ10年以上も布団屋さんの広告を作っていたせいかもしれません)
だからキャンプでもぐっすり寝たい。
でも、なかなか納得するマットがありませんでした。
だから「作ってみた」のです。

20年来の友人のミナトダニさんが人工芝関連の仕事をしていて、新素材の人工芝を紹介された時、「これだ!!!」と思って言ったのです。
「なぁオイ、これでキャンプ用のマット作れないかな?」と。そして実験を繰り返して完成しました。(1年以上かかった)。
ハッキリ言って最高です。
寝心地がいい。
寝てて寒くない。
ふかふかしてて下が地面でも床でも硬くない。
空気を含んでくれるから冬でも温かく寝れる。

どんな時に使えるマットか?
一年の内、どれくらいの時期にオススメのマットか?書いてみますね。
1月〇
2月〇
3月〇
4月〇
5月〇
6月〇
7月〇
8月△
9月△
10月〇
11月〇
12月〇
まぁ、つまり一年中使えるマットなのです。

理由はなぜか?
それは、キャンプでは、街の気温とかなり違って、僕がよく行く「炭焼の杜明ケ島キャンプ場」なんて、掛川市の気温より常に5℃低いのです。
7月の上旬でも気温が朝方は10℃前後なんてザラにあります。「朝方寒くなって起きる」ことは当たり前に考えられる事なのです。
じゃあ、8月と9月は×なんじゃないの?
と思うかもしれませんが、考えてみてください。
どちらにせよ、寝る時は何か敷かなければ寝れません(下が固いから)。その時、通常の銀マットや登山用のマット(専門用語でクローズドセルと言います)や、空気を入れて膨らめるマット(専門用語でインフレータブルマットと言います)の内のどれかを【結局敷かなければならない】のです。

夏の暑い夜、ビールを飲んで、テントに入って横たわる時に
よくある銀マット?(汗をかいた身体がペタペタする)
登山用のマット?(僕はいつもこれを使っていました、でもペタペタします)
空気を入れて膨らめるマット?(素人さんはやたらコレを買いたがるけど、僕は全然おススメしません。
理由は3つ、毎回膨らめるのが面倒だから、絶対パンクして役に立たなくなるから、毎回収納する時に空気を抜いてたたむのがクソ面倒だから…。
最初の内はそれも楽しいんだろうけど、他の人がサッサとマット敷いて寝袋広げて「さぁ飲もう!」って言ってる時に「わたしゃなんでこんな毎回プープーと膨らめなきゃいかんのか…」と空しくなるのです。ええ、大人になるってそーゆーことです)

あとね、マットって意外にキャンプではたくさんのシーンで使うんですよ。
例えば、キャンプ場で「コテージ」に泊まる時、板の間の上にマットを敷いて寝ます。さらに、そこで「夕食」や「宴会」をする時に座布団代わりに敷くのが「マット」です。つまりくつろいでいる間中使うのがマットなのです。

僕が空気を入れて膨らめるエアマットをおススメしない理由の一つもそのためです。なんか尖ったものでパンクしちゃうマットの上で、包丁使って料理して、お酒飲んで、立ったり座ったり…、風船の部屋でハリセンボンを飼うようなもんで、時間の問題でパンクします。

あと、僕を含めて全国6500万人の【腰痛持ち】の方に、このマットは超おススメです。キャンプで寝ると腰が痛い、腰が冷える…、僕もそうです。

ただでさえ寒いところで寝るから腰に悪いのに…、座布団や敷布団が悪いと最悪です。(特に腰痛持ちにはエアマット最悪)、その点、特殊人工芝素材のこのマットは適度な弾力とバツグンの断熱性があるから、他のマットとは比較にならないほど、僕は「腰が楽」です。実体験です。腰痛持ち代表のハラユタカさんには心よりおススメできるマットです。

サイズは2種類、Sは一人用、Wは広めです、長さは同じです。
幅60cmのシングルはシンプルなソロキャンプに、幅90cmのダブルはファミリーキャンプやゆったりしたい人に。ファミリーキャンプだと数枚で敷き詰めると、もう「居間」ってレベルのくつろぎです。

僕は、今まで、キャンプでは、銀マットを敷いて、その上に登山用のクローズドセルのマット(僕が使うのは「サーマレストのリッジレスト」という名品です)を敷いて寝ていました。(夏ならどちらか1枚だけ・冬は二重か三重に敷きます)
でも、この開発した新しいマットを手に入れてから、これ一択です。

全然、寝心地がいい!
夏でも人工芝がベースだから、肌に張り付かず、肌とマットの間に空気が通るのでメチャクチャ快適です。
もちろん、キャンプの最高のシーズン、4月や5月、10月~12月の肌寒くて、夜にはダウンジャケットを着るくらいの星が綺麗なキャンプには超最高の使い心地です。
僕は、通常、寒いとイヤだからマットを二重で敷いて寝ることが多いです。

参考までに、僕が今まで使っているパターンは、
・カンタンなパッと寝て起きて撤収の時はサーマレストのリッジレスト1枚
・荷物は自分でザックで背負う登山の時もリッジレスト1枚です。
・2泊するキャンプでくつろぎたい時は二重(銀+リッジ)
と色々使い分けます。
※ちなみに、サーマレストのZライトという黄色い卵のケース式のマットも持っていますが、リッジの方が寝心地がいいし暖かいです。

でも、これからは、もう違います。
新しく開発したマット、これを使います。理由はカンタン、「ふかふかで温かくで、クッション性が良くてよく眠れるから」です。
これの上に、テキトーな銀マットでもいいし、リッジレストを敷くだけで「下手したら僕が家で寝てる敷布団と同じくらいなんじゃね?」と思っちゃうくらい寝心地がよろしいのです。

ホント言えば、テントの中に敷布団を敷いて寝ればいいと思うんだけど、実際やって見たこともあるんだけど、
・持って行くのがメンドクサイ(収納最悪)
・夜露とかで濡れたら干すのが大変(メンテ超大変)
・ダニとか虫とか布団の中に入ったら…(山は多い)
という点で常時使用するのは諦めました。

我ながら、何回も寝てみて、絶対いいじゃん、と思いながら、試作品で世界にまだ数枚しかないマットで何泊も昨年は使用して実験をしました。
人工芝を特殊開発してもらって、キャンプで寝る用の、特製のマットを作ってもらう。クチで言うのはカンタンだけど、販売までこぎつけるにはなかなか試行錯誤がありました。

最初のは、重すぎてダメで「こんな重くちゃキャンプに持ってきたくない!」とダダをこねて、何度も軽量バージョンをつくってもらいました。快適性と携帯性のギリギリの重さです。

人工芝の裁断した端からポロポロして、テント内を汚すのがイヤだ!と、素敵な赤い人工皮のステッチを周囲に丁寧にミシンで縫い付けてもらいました。(これ、けっこう難しくて大変らしい…でも大切なことです)。

今までのキャンプした時や、キャンプイベントなどで、参加者の皆さんに、テスターとして寝てもらいました。
思い出せる範囲だけでも、竹原君、鳥居君、ゼキさん、美鈴ちゃん、サトシさん、チャーハンさん、ニシバタくん、よしむーさん、ねりきりさんはじめ、たくさんのイベント参加者の皆様ありがとうございます。(開発中だから部外秘にしてね、とお願いをして秘密にしてくれていてありがとうございました、もう大丈夫だからね)。
(今週の炭焼の杜のアマゴ放流のキャンプイベントにも持って行くので見てくださいね。ぜひ実際にマットの上で寝転んでみてください)

たくさんのテスターの方に実際にテントの中で、一晩過ごして寝てもらって(ここ大事、寝転ぶだけと、テントで実際に朝まで寝てみるって全然違うと思う)「これイイネ~」という声を頂きました。HPでもテスターの声として紹介させて頂きます。ありがとうね。

試作を重ねて重ねて(けっこう地味な作業ですが僕はこーゆーことが好きです)
そうして、とうとう完成したマットを持って、マイナス7℃になった朝霧高原で最終テストとして、雪の中でキャンプをしたのです。(先日行った朝霧高原の雪のキャンプはその為でした)

結果は、
めちゃ快適!!
嬉しくなりました。
11時に寝て、朝の7時まで8時間、一度も起きることなく朝までぐっすりでした。

その時はマットは三重で寝ました、開発したマット+銀マット+Zレスト。
マイナス7℃で雪の上でグーグー寝れるマットってすごくない?

思うんですが、「防災」にも、このマットはぜったく役に立つと僕は思います。
よくニュースで見るのですが、「体育館」が避難所になって寝ますよね。体育館の床って知ってる?死ぬほど冷たいよ…、でも、配給されるのってなぜか「毛布」が多い気がするんだけど…。それを見る度僕は「マットどうすんだよ!!?」と思います。マット大事って知らんのかね?寝たことないんだろうな…防災の備蓄の購買担当の人は…体育館の床で…6月だろうが、床の上に毛布だけでなんて寝れるもんじゃないよ…、家の床でも敷布団無しで寝るなんて最悪ですよ。そんな時にこのマットがあればめちゃ嬉しいと僕は思います。

雪の上での雪中キャンプの最終テストを経て、僕らは販売を開始することにしました。
https://www.youtube.com/watch?v=Y5MKHMCXlqk

来週、月曜日、2022年2月28日にクラウドファンディングサイト「マクアケ」で先行発売。その後、店頭販売やアマゾンでの販売などの通販を開始していく予定です。

アウトドアの学校の生徒さんや、これを見ているキャンプ好きな方、キャンプやってみようかな?と思っている方に、ぜひ、試してもらいたいです。

僕のおススメは、先に書いたけど、「サーマレストのリッジレスト クラシック
ですが、それと、この新開発のマットの組み合わせがあれば真冬でもヘイチャラで眠れるはずです。
僕の知る限り、キャンプ用のマットで特殊配合の人工芝素材で作られたものはありません。つまり、キャンプ用素材で世界初に作られたマットを作ったことになります。

価格はサーマレストのリッジレストが、アマゾンで見たら5500円。僕の開発した特殊配合人工芝のマットが12,000円。

アウトドアの学校の生徒さんに僕がいつも言う言葉「悩んだら2個買え」です、下手な安売りのマットや、空気で膨らめるタイプのマットを買って「やっぱダメだコレ…、マツヤマさんの言ったとおりだ…」と新しく買い直す(無駄な金使い)ことを考えたら全然、安い買い物だと僕は思います。少なく見積もって10年使えます。マットなんてぶっちゃけ20年ぐらい使えます。「快適な睡眠のキャンプを10年する」ことを考えたら合計17,500円はとんでもなく安い買い物だと僕は思います。

まぁ、僕が今週もキャンプする2月の「炭焼の杜キャンプ場」や、静岡県西部の、「渚園キャンプ場」や「竜洋海洋公園キャンプ場」や「ならここの里」あたりでの秋や冬、春のキャンプなら、リッジレスト無しで、カインズホームに売ってる1000円の銀マット+新開発マットの組み合わせで十分です。その場合は1000円+12000円で13,000円。10年だからキャンプマットの快眠コストは1300円で1年使い放題です。

ガチで温かくて、ふかふかで、キャンプでぐっすり寝れる。
僕はホントに、心から、このマットいいなぁ…と思っています。
名前は、そのまま
【冬キャン極暖マット】(ふゆきゃん ごくだんマット)
と名付けました。そのままで分かりやすいでしょ?
一年中使えるんだけどね(笑)冬使えるなら春も秋も余裕でしょ?

いよいよ、来週の月曜に全国発売されます。
来週月曜、クラウドファンディングの予約注文開始で、先着何名に特別割引が適用されるはずです。なので、もう発表していい、と聞いたので、ここで先に公表しちゃうことにしました。
どうかなぁ…
売れると思います?
全国のキャンプ好きさんに、この暖かさと快適さを、ぜひ体験してもらいたいなぁ…。
ハラハラします。

キャンプ好きで腰痛持ちの人いるかなぁ…、その人には死ぬほど喜ばれると思うんだよね。コットで寝ると腰痛いしさ、ちなみにコットの下に敷くと最強に寝心地がいい。寒川さんがコッドに敷いていらっしゃる毛皮と同じ効果があるんだと僕は思います。

僕は、今、この【冬キャン極暖マット】を含めて、今年5つの新しいアウトドア道具をプロデュースして販売する予定です。
その中でもこの、「冬キャン極暖マット」は、僕が個人的に「絶対絶対使う!欲しいこれ!」と胸を張って言える。1年を通して活躍するものです。一年中使います。

あ、これも書いておかなきゃ、僕がこの「冬キャン極暖マット」を「絶対使わない!」というシチュエーションがあります。
それは「自分で自分の荷物(テント寝袋マット)を背負っていく登山でのキャンプ」です。(理由はリッジレストの方が軽いからです)。それ以外の車で行くキャンプの場合はコレ一択です、悩みません。

人工芝をアウトドアで寝る時用に魔改造、特殊配合してメチャクチャ使いやすいマットとしました。おかげで設置時間5秒です。めちゃ使いやすいのです。

僕が開発して、登山の時以外では、ガチに自分で使う、おススメマット【冬キャン極暖マット】が来週、月曜日、2022年2月28日に全国発売、に予約注文開始の予定です。
ご興味のある方はぜひ、詳細が載っているページhttp://www.danny.jp/wp/campmat を見てください。

お友達のキャンプ好き、アウトドア好きの皆様、アウトドアの学校の生徒のみなさま、腰痛持ちのジンギスカン好きのハラユタカさま、ぜひよろしくお願いします。

#アウトドアプロデューサー
#アウトドアプロデューサーのお仕事
#アウトドアの学校
#キャンプ
#冬キャンプ
#極暖マット
#防災キャンプ
#サーマレストのリッジレスト

「環境を考える防災キャンプ」

2021年12月20日
【環境を考える防災キャンプ】
【環境を考える講座】
【薪割りと自分で作る箸作り講座】
【骨折、止血、応急処置講座】
【ロープワーク講座】
【冬のキャンプのポイント講座】
【テント設営講座】
【クリスマスツリーを作ろう】
【ロケットストーブ てんぐの小太鼓を使った夕食つくり】
【アウトドア忘年会】
【アマゴの放流バケツリレー大会】
【気温マイナス4度】

2021年12月18日19日は「環境を考える防災キャンプ」と称してアウトドアの体験イベントを開催しました。

きっかけは炭焼の杜キャンプ場を運営する(株)山田のサイトウさんから、環境の体験イベントの運営を手伝って欲しいと相談を受けたのでした。
ならば、と、近年関心が集まっている環境と、冬でもやってくる災害に役立つ冬キャンプ、災害、山やアウトドアで役立つ、万が一の為の応急処置講座など、僕が受けたい!と思う事をカリキュラムに入れて、アマゴの放流、さらに、クリスマスだからみんなでクリスマスツリーを作って、その下で焚き火を囲んで忘年会をしよう!と盛り沢山の内容で行いました。


(冬キャンプ講座、ソロで冬キャンプをする時に必要な事、気をつける事を学んで体験します。)(お箸完成!太い人、細い人、どれも世界に1本の割りお箸です。)

当日は大寒波!笑えてくるくらいの寒さの中(寒かろうが災害はやってきますよね)装備を整えて受講生全員が朝までキャンプ、テントの中で一晩過ごす事ができました。

(とっさの時の命を救う応急処置講座。骨折の場合、止血の方法、頭の出血などなど様々なパターンを教わります。)

講師を勤めて下さった掛川市森林組合の榛村さん、株式会社山田の皆さん、斎藤さん、参加してくれた受講生の皆さん、お手伝いしてくれたスタッフの皆様本当にありがとうございました。

ポータブルロケットストーブ「てんぐの小太鼓」を使っての防災を意識した夕食(細い薪や割り箸でお湯を沸かす事ができる)や、新しく開発中のアウトドア道具の試作の実験もできました。
参加者7名、スタッフ約20名、中国の大富豪のソン・ジョンミンさんも加わって大賑わいのキャンプでした。

夜に、受講生がテントに入り、しばらくして、「みんな眠れてるかな?大丈夫かな?」と見回りに行った時、テントの周りを歩くとボリボリっと音がするほどの霜柱!そりゃマイナス4度だからそうなるね(笑)思わず笑っちゃうくらいの寒さの中でソロキャンプで寝た受講生の皆様お疲れ様でした。
こんな極寒のキャンプの経験をしたら、普通のキャンプは安心して眠れるようになると思います。

昼12時から翌日の昼12時までの24時間。
キャンプやアウトドア旅は朝、昼、夜ずっと一緒に過ごします。職業も年齢もバラバラな人と新しく出会う、楽しく過ごす、普通に生きていたら絶対に話す事のなかったであろう人と出会い、焚き火を囲んで一晩一緒にご飯を食べて、お酒を飲んで笑う。

僕はそんな時間が時々あると人生はもう少し豊かになれるのじゃ無いかしら?と、クリスマスツリーが見える赤いタープの中でみんなの笑い声を聞きながら思ったのでした。

メリークリスマス。
参加してくれた全ての方に感謝します。良いクリスマスをお過ごし下さい。

#アウトドアの学校

【お知らせ】防災と森林と環境を考えるクリスマスキャンプ講座

2021118
【防災キャンプ体験のお知らせ】
1218日(土)19日(日)】
【参加者募集します】
【防災と森林と環境を考えるクリスマスキャンプ講座】【停電のコテージで防災体験宿泊してみよう】
【もしもの時の応急手当講座(止血・骨折編)】
【森林の働きと薪つくり講座】
【防災に役立つアウトドア講座】
【薪を使って食事を作ろう】
【ロケットストーブで調理体験の一泊二日】
【クリスマスツリーを作ろう】
【みんなで焚火を囲もう】
【炭焼の杜明ヶ島キャンプ場】

今回、共同遠州さんから、大きな災害が相次ぐ現代、それに対応する技術習得の機会を設けてほしいとご相談を受けて、ご協力させて頂くことになりました。

1218日(土)19日(日)に炭焼の杜明ヶ島キャンプ場にて「防災と森林と環境を考えるクリスマスキャンプ講座」と題して開催することになりました。

せっかくなら、アウトドアを楽しみつつ、いろいろ体験や勉強ができる体験がいいなと企画させて頂きました。

内容は、掛川市森林組合さんに、森や環境の話を聞き、一本の木から薪を作り、ロケットストーブで薪を使って、災害時の電気も使えない状況で薪だけでお湯を沸かしたり、調理したりする体験。
さらに、震災や万が一のケガの場合にどうやって応急処置をしたらいいのか?出血を止める方法や骨折やねんざの場合の固定方法を教わりながらやってみる体験。
僕は震災時に使えるアウトドア道具の話をするつもりです。

食事は震災状態の停電や断水を想定し食べることが出来る食材をアウトドアフードコーディネーターさんにセッティングしてもらったものを各自調理して自分たちで食べる体験です(食材は参加費に含まれます)。そしてクリスマスツリーをみんなで作って、焚火をかこんでみんなでカンパイ。寝るのは電気をカットした停電時を想定したキャンプ場のコテージで宿泊、翌朝はまた薪で調理して朝食を食べるプログラムです。

盛りだくさんですよね、なんだか面白そうじゃないですか?

僕は企画と運営と「防災に役立つアウトドア講座」をやります。

今回は、それぞれ、その道のプロが集まって、みんなに教えて、防災や万一のケガに対応する技術や、停電時の体験をしてみようという内容です。

また、「冬のソロキャンプをやってみたいけど、少し不安」という方にも、冬キャンプデビューのキッカケになればと思っています。

キャンプと言えば夏にするという人が多いのですが、災害はキャンプしやすい季節を選んで起こってはくれません。実際、東北の3.11も寒い冬でした。寒い季節にも震災は起こるのです。

エントリー希望にソロ希望が多いので11/9 1554参加ルールを変更しました)

参加方式は二種類あります。

A ソロキャンプ参加  参加条件キャンプ道具一式を持参できる方。テントサイトで自分のテントで一泊。

B コテージキャンプ参加 参加条件毛布やマットなど寝具と防寒具等持参できる方。電気を止めたコテージで宿泊。

ソロテントを持参してテントで寝たい方はソロテントで、テントが無いよ!でも参加したいよ!という方はコテージを用意するのでコテージで寝ればよし。

言っとくけどソロキャンプ、テント持って来ました!って言って、4人用とか6名用の巨大なテントを持ってくるのは無しね、スノピのアメドのMとか持ってくるのはNG、当然ランドロックも反則、コールマンのタフドーム300とかも無しでお願いします、ギリ下限はアメドのSとします。一人用もしくは二人用のテントで参加をお願いします。炭焼の杜は山間のこじんまりしたキャンプ場。そんな巨大なスペースはありません。

参加条件

・挨拶がキチンとできる人

・マナーを守れる常識を持つ人

・企画の趣旨を理解し、運営に協力してくれる方。

・心身が健康で全ての講座を積極的な姿勢で履修できる人

持ち物① (必須 無い方は参加できません)
・防寒具
・ライト(一人一個は必要です)
・タイツ
・手袋(軍手)
・椅子
・寝具(寝袋(布団でも可寝袋は希望者に3000円で販売いたします 要予約・レンタルはありません)+毛布(毛布も必要です)
・自分たちで飲む飲料(ソフトドリンク&アルコール類)
・クリスマスツリーに飾るキラキラグッズ
・ソロキャン参加の方はソロキャンプ道具一式

持ち物②(ある方は持参ください)
・マット
・テーブル
・ランタン
・食器
・鍋
・コップ
・その他(受付メールに詳細は記載します)

とさせて頂きます。

参加費用は、一泊二日の宿泊費(コテージ・テン泊同じ)、炭焼の杜の環境維持費500円、夕食朝食、保険、鍋窯食器・イルミネーション・ライト・燃料等、全てコミで、大人14500円、子供12500円です(大人は20歳以上、子供には0歳児も含みます)。

価格が安いのは、運営、協力と協賛に、共同遠州さん、炭焼の杜明ケ島キャンプ場の株式会社山田さん、てんぐの小太鼓のナイトー工業さん、掛川市森林組合さん、株式会社マツヤマデザイン、アウトドアの学校のメンバーなどが協力してくれているからです。(なので、今回はアウトドアの学校は主催ではなく、運営協力です)。

みんなで、防災や環境、森林のコトを学んだり体験し、焚火を囲んで過ごす寒い夜のクリスマス。

楽しそうじゃないですか?

みんなでクリスマスツリーを作って、イルミネーションの点灯式もやりましょう。

夜は僕たちスタッフと焚火を囲んでオトナの時間を楽しみましょう。おりしもシーズンはクリスマス焚き火を囲んでの忘年会ですね。

近日中に申し込みのフォームを作る予定ですが、ご希望の方は早めにコメントかメッセージでお申込み頂ければ最終申込受付完了は入金時となりますが、優先エントリーとさせて頂きます。

一緒に防災の冬キャンプやりませんか?

割ろうぜ!薪!

作ろうぜクリスマスツリー!

備えよう防災!

楽しもうぜアウトドア!

エントリーフォームはコチラです。

「防災と森林と環境を考えるクリスマスキャンプ講座」

https://www.md-f.jp/outdoor/contact/form02.html

防災キャンプ
防災宿泊体験
アウトドア防災

【アウトドアの学校】準備

2021年6月17日
【アウトドアのがっこうの準備】
【車に積み込む】
【15人分のテント6張】
【20人が宴会できるタープ】
【テーブル5つ】
【沢登りの10人分のヘルメット】
【フライフィッシングの道具】
【ランタンとか夜を過ごす道具20人分】

全部積みこんだ。
今週、土曜日日曜日はアウトドアの学校の7期生の最終講義、泊まりでのキャンプ体験と卒業式。
15人の受講生が楽しく一晩過ごせるようにリストを作って、マサと高野と分類してクルマに詰む。また汗びっしょりである。


テントとタープ。ヘルメット10個ガラガラ持ち運ぶ。業者か!!と自分で自分にツッコミをいれる。

クルマのトランクに全部積み込む。
15人の寝室と20人の居間。10人の頭部を守るヘルメットがトランクに全部入る。

後部座席にテーブルたくさん。
ガタガタならないようにロープで縛ってある。
左のバックは来週の月曜から1週間のキャンプ生活用に北海道に送る荷物。

 

アウトドア道具は、最初のうちは形とか色とかブランドとかが気になったりするけど、結局、つまるところは「移動出来るかどうか?」が大切なんだと気づくはずだ。

衣食住の整った所にずっといる、それは「家」だ。
キャンプ初心者は、えてして、しっかりとした衣食住を求めて、キャンプなのに「家」を求めちゃったりする。ログハウスとか、まんま「家」を建てちゃう人もいる。それはキャンプじゃなくて「引っ越し」や「大工さんの仕事」だったりする。
それ、キャンプじゃないよね。
木を切って、整地して、水道引いてログハウス建てて、住む。
それは、アウトドアじゃないよね。

キャンプやアウトドアは移動する。
衣食住を持ち歩き、移動する。
つまり旅をする。

その道具は、軽ければ軽いほどいい。コンパクトに収納出来ればできるほどいい。その上、快適で楽しければ最高である。

しっかり使えて、長く使えて、軽くてコンパクトになる道具。受講生もそんなアウトドア道具を選べるようにいつかなれたらいいなと思います。

素敵な自分の道具と旅をするのは楽しいよ。
晴れたらいいな。曇りでも雨でも大丈夫。きっと素敵な2日間になると信じています。

「アウトドアの学校」がくれたもの

2021年5月31日

【「アウトドアの学校」がくれたもの】
【なぜ「アウトドアの学校」をやるのか?】

僕はデザインの会社を経営しています。おかげさまでデザインのお仕事を頂いています。会社を創業して14年になります。

最近、メロンの温室でメロン栽培にチャレンジしています。今朝は9時から温室の中で汗びっしょりかいて苗の調整作業を教えてもらいました。

先週の水曜日「アウトドアぐるぐる回転寿司」で20名の受講生がきてくれました。土曜日、日曜日には「アウトドアの学校」の年間を通して行う最大のナンバーシリーズの二回目、三回目の講義がありました。

土曜日はギア講座として午前中3時間、僕は15名の生徒にアウトドアについてや、その道具のこと、アウトドアブランドの選び方、そのブランドの起源や特徴や買う時の秘訣などを講義しました。

ギア講座は、コップやバーナー、テントやライター、レインウェアまで、3時間やります。何から何まで話します。触ります。現物を実際に見て触るのが大事。
学校だから真剣に勉強したり、宿題も出ます。

午後はゼキさんの野外カメラ講座。

日曜日は選択の部活動として、登山部とフライフィッシング部に分かれ、僕はフライフィッシング部として一日、会場のセッティングとインストラクターとして、朝8:30から陽が落ちる20:00まで川にいました。

アウトドアを楽しむには、いろいろな道具が必要です。

「ぐるぐる回転寿司」では20人分5種類の講座を体験する為の、テント3つ・タープ3つ、椅子20人分、テーブル5台、ペグ50本、焚火台やコップや薪や安全を確保する器具を、アウトドアの学校では、土曜日のギア講座の為の、バーナー各種やレンタル希望のザック6セット、レインウェア7名分。

日曜にフライフィッシングを楽しむ為の参加者6人分のウェーダーと言われる胴長靴と竿10本、リール7個、屋外で開催する為の椅子10名分、テーブル、フライフィッシングの講義をお願いする講師への依頼と内容の調整、機材の打合せ、講義会場にするキャンプ場での場所確保、管理釣り場である川の予約、フライやフロータント、アウトドアギア講座の資料1人10枚×15名分の資料のプリントアウト、フライフィッシング講義で使う資料1人15枚×6名分の資料のプリントアウト(合計240枚!データを確認し、プリントアウトするのに2時間かかった(笑))

これらのどれか一つ欠けても「私のものが無い」と受講生が悲しんだり、講義に支障が出たり円滑に運営出来ません。

今日、温室から帰り、事務所について、車に積み込んだ山のようなアウトドア道具を、三階の「旅する会社」に運び込み、濡れたウェーダーを干し、マツヤマデザインでデザインの確認や写真のチェックと月末の請求書を作成し、月末の振込みを終えました。

今日、打合せとテントを借りに来たオオムラに「めっちゃ顔が疲れてますよ」「ヒゲに白髪そんなにありましたっけ?休んでますか?!」と言われました、うん、身体がなんか重い、背中も痛い。
そういえば、今週の土日も休みは無かった。来週の土日は、炭焼の杜で、フライフィッシング教室をお手伝いする予定なので土日はボランティアスタッフやってキャンプするつもりでした。

そうよね、普通の人は、月曜から金曜まで仕事して、土日はなんか、自分の好きなこととか、マッタリしたり、昼寝したり、カフェでお茶したり、テレビ見てごろ寝したり、映画見たり、「休んで」いたり、「身体を休めて」いるのかもしれぬ。
そういうことは最近した覚えがない。

月曜から金曜まで、一緒に仕事してるマサも高野も、金曜に「疲れたねー、やっと休みだね」とか言ってる。僕は「土日、アウトドアの学校なんだわ!」と言って、朝から晩まで野山で歩き回ったり、講義したりしてる。
そういや、疲れたな…。
そう思ったら、
「なんで僕は、『アウトドアの学校』なんてやってんだろ…」
と、自問自答しました。
うむむ、
そもそも、仕事じゃない、やらなくても誰も怒ったりしないのに、
参加費として、お金も頂くけど、そのお金で、道具買ったり、3階の機材置き場の家賃払ったり、フィールドのさくら咲く学校という廃校の桜の大木を護る桜基金や、炭焼のアマゴの放流基金に寄付しちゃってる。
そんなことを、休日を潰して、もう9年もやってる。
なんでだろ…。

そんなことを考えながら、事務所のソファで、伸びをしたら、土日の富士登山やフライフィッシングの講義を体験した生徒さんのフェイスブック記事が次々にアップされてきて、それを見ていたら、「なんでアウトドアの学校をやっているのか?」の答えがなんとなくわかってきました。
カンタンなことでした。


みんなが笑うから。
出来なかった事が出来るようになる、その嬉しさ。
知らない人と出会い、一緒にワクワクする夜や不安な朝を迎え、一緒に汗をかき、「うまくいかない事」を体験し、一緒に乗り越え、仲間になる。
知らないところに行って、やった事の無い体験をする。
みんながはしゃいでいる。のを見る。
その嬉しさ。
卒業した生徒がOB・OGとして参加してくれて久しぶりに会う。
仲間と再会する嬉しさ。
今年も受講生15人は、何かを学び、そして、きっと人生が少し変わる。
僕はそれがとっても素敵な事だな…と思うのです。
アウトドアの学校は、僕にいろいろな「こと」をくれました。

渉さんやゼキさん、チャーハンさんやよしむーさんをはじめとするアウトドアの仲間とチカラを合わせて講義を組み立てる楽しさを。
再会すると嬉しそうに手を振って笑って近づいてくる100名近い「アウトドアの学校」の卒業生を。
キャンプ場をプロデュースしてくれませんか?という最初の依頼のキッカケを。
アウトドアの専門家として「キャンプ大辞典」という本を書きませんか?という小川ましろさんからの依頼を。
「アウトドアライフプロデューサー」としての肩書を。
NHKの美の壺に出てくれませんか?という問合せを。
忘れられない、アウトドアやフライフィッシングの幾度もの旅を。
温室でメロンを栽培することに挑戦するのもアウトドアなんだ、という想いを。
アウトドアを通じて講演をしてくれませんか?という幾度もの問合せを。
この9年で出会ったたくさんのアウトドア仲間と過ごした時間を。
こころから信頼できる、かけがえのない仲間を。
カッコいい男の素敵な行動と、優しくて可愛らしい女の子の笑顔を。
憧れながら後を追った、忘れられない背中を。
山の中で、川で、デカイ声で腹の底から大笑いする瞬間を。
僕はいま「生きているんだ」という実感を。

たぶん、週末にずっと家で寝ていたり、一人きりで山に行っていたら、僕の人生は全然違っていた。
アウトドアの学校に入学した生徒さんに僕は第一回講義でこう言っています。
「アウトドアの学校に入ると、人生が1度変わるんだよ」と。
でも、気付きました。
「アウトドアの学校」で人生が変わったのは僕でした。
いつも、僕と遊んでくれてありがとう。
来月、2021年のアウトドアの学校の卒業式があります。
心からの感謝をこめて、学校を安全に、楽しく運営していきたいと思いました。