【ならここの里キャンプ場】ホームページをリニューアルしました

2020年10月8日
【ならここの里のホームページをリニューアルしました】
【キャンプ場のプロデュースのお仕事】
【ホームページ作るのに一年かかった…まだ完成していないけど】
【現在は予約方法は電話だけ、でも来年二月からネット予約が出来るようにします】
【すぐには予約を切り替えられないジレンマ、でも、できることをひとつづつ、一個一個良くしていこう】

ならここの里キャンプ場&温泉のホームページをリニューアルしました。僕自身がユーザーとして分かりにくい事、どうなってるの?と思うことを分かりやすく、大きな写真で見て選べるように、すべてのキャンプサイトの写真と、すべてのコテージ・バンガローの写真、それらを見ながら選んで予約ができるようにしました。

ならここの里は市の管理管轄で運営されている部分が多くて、システムや料金、運営方法など、どれもがエイっとすぐさま変えることが出来ないところもあるのですが、それでもならここの里の支配人さんや、キャンプ場で働くみんな、市の担当者のみんなで「もっとよくしよう」と色々知恵を絞って協力してくれたホームページです(これ、写真撮影から考えると1年以上かかっています)。

あとは、最大の課題!予約です。
なんと、今、現在の「ならここの里」のキャンプ場の予約は、「電話予約のみ」(ダダーン!)そして電話の受付時間は10:00~16:00という鉄のルール!インターネット全盛の時代にそりゃないぜ!という感じなのです。
なので、ネット予約ができるようにするのが僕のミッションでした。

全国5400万人のキャンプファンの皆さま!
ならここの里キャンプ場はめでたく2021年の2月からネット予約を導入の予定で進んでいます。今はなんと6か月前からの予約を受け付けているから、もう既に来年の分の予約を受けちゃっているのでした…
ネット予約開始に伴い、予約は2か月前からの受付という運用をスタートして来年の4月の予約から一斉にネット予約のシステムに切り替えるつもりです。

大丈夫、ひとつづつ、いっこづつ切り替えて良くして行こう。そんなことを言いながら一つ一つ、これからもできることをして行くつもりです。

新しくなったならここの里のホームページをぜひ見てくださいね。
ぜーんぶ写真も撮り直して見やすく予約しやすくしたつもりです。

ならここの里キャンプ場ホームページ
https://www.narakoko.info/

表紙(スマホVer.)はこんな感じ。テーマは「いつか夢見たキャンプをしよう。」です。あんなキャンプをしてみたいな、こんなキャンプいいな…、そんな夢見たキャンプができるキャンプ場になれたらと思ってテーマを定めました。


キャンプサイトごとに詳しく写真付きで見ることが出来るようにしました。行ったことの無いキャンプ場の予約をするのはドキドキするもの。少しでも不安を取り除き、行く前からワクワクするようなキャンプ場のホームページにしたかったのです。


キャンプ場のマップを見ながら、どこにしようかなぁ…と考える、そこから楽しいキャンプは始まっていると思うのです。


ここ、僕がこだわったところ、キャンプサイトの下の地面!地面がどーなっているか?わかると非常に便利なのです。土か?砂利か?シバか?そこら辺がわかると安心してキャンプに行けるよね。


天気の良い日に、こんなサイトでのんびりキャンプする。そんな楽しみをこのキャンプ場では味わえます。


このキャンプ場にあるぜーんぶのサイトの様子が分かる、そしてネット予約できる(2月開始予定)そんなホームページを僕は作りたかったのです。


古いバンガローは古いよ!とちゃんと隠さずに、でもこんな感じでキャンプできるよとイメージが湧くようにしました。近い将来取り壊されちゃうかもしれない古いバンガロー、こんなところに泊まるのもいいかもしれません。
でも床は畳のうえにビニールござです。昭和やんけー!(笑)

コンパクトなロケットストーブ「てんぐの小太鼓」

2020910
【僕のプロデュースするキャンプ用のコンパクトなロケットストーブ「てんぐの小太鼓」が完成しました】
【ビギナーに安心して焚き火のスキル「炎を育てる」ことを覚えてもらえる道具です】
【ソロキャンプでゆっくり炎と向き合うために作りました】
30秒で組み立て完了】

この秋、僕と内藤 照幸さんと一緒に作り上げて来た、キャンプに持って行けるポータブルロケットストーブ「てんぐの小太鼓」が販売開始できる予定です。

最初に相談を受けてからもう一年、試作を繰り返して来ました。

コンパクトでキャンプに持って行けるストーブ。
うまく火を起こして燃やす事が出来ると、ストーブの中から「トコトコトコトコ」と不思議な音が聴こえてきます。(だから名前は山に住むテングの叩く小さな太鼓って意味で「てんぐの小太鼓」にしたのです。)

燃料は細い木々、キャンプ場に落ちている細い枝や割り箸などでお湯を沸かす事ができます。

火を世話しながら過ごす時間はキャンプの一番素敵な時間の一つです。

僕が一番こだわった事の一つは「携帯性」。
収納袋もオリジナルで開発しました。1.5リットルのペットボトルより小さく収納でき、ガチャガチャせず、他の道具を傷付けず、ススで汚さないから何処にでも持って行けます。

組み立てはなんと30秒。工具も無く素手でカンタンに組み立てる事ができます。

ペナペナでヤワな焚き火台と違って、しっかりとした鋼素材で作られた長く使えるキャンプ道具です。

もう少ししたらクラウドファンディングと公式ホームページから販売できる予定です。
この秋からキャンプに持って行けるように今日、最終の詰めの打ち合わせが終わりました。宣材写真と説明動画も撮影完了。販売開始まであと少し頑張ります。
販売開始したらまたお知らせしますのでぜひ見てくださいね。

「てんぐの小太鼓」
https://www.naito-iron.com/about/?mode=detail&article=3

#ソロキャンプ
#ロケットストーブ
#キャンプ用ロケットストーブ

炭焼の杜でデイキャンプ&アマゴの放流

2020年8月31日
【炭焼の杜 アマゴの放流】
【チビッコ含む20人でデイキャンプのセッティングをする】

炭焼の杜明ヶ島キャンプ場でアマゴの放流、チビッコ達は「あなごだ〜」とか言ってますがスシローで甘いタレがついてるのとは違うよ、アマゴだよ、とか言いながらデイキャンプのセッティング。テーブル椅子と机とタープ。

チビッコのママ達が用意するこーゆークロス式の椅子が並ぶ。

バーベキューつうとやっぱり網で焼肉やって焼きそば焼くのね…、バーベキュー検定初級を受けて合格通知を頂いた身としては複雑な気分。
でもチビッコ達が「ワクワクして昨日眠れなかった〜」と目を輝かせてはしゃいでいたのでまぁ良しとする。

マルちゃん三食を5パック、15人前。

デイキャンプ楽しいか?そうか!よしよし!川の中でお姫様ごっこやってる最中のチビッコ女子たちにバシャバシャ水かけたら「アナタ!レディに対して失礼よ!!」と怒られる、ゴメンなさい。

ちなみにコレは8月29日土曜日の出来事でした。

今週末は
土曜日
朝6時〜7時「栗拾いの為の草刈りパーティー」
9時〜18時「炭焼の杜アマゴ放流&デイキャンプ」
就寝
日曜日
朝5時「椅子とテーブル20人分を車から下ろし、カヤックの準備」
7時 河口に車を置く
7時30分 出発地点でカヤック組立
7時50分 出港(太田川の東名高速の橋、目指すは10キロ下流の太田川河口 はまぼう公園)
13時23分 ゴール
14時30分 松の木飯店で腹一杯食べる
15時30分 汗、泥をシャワーで落とし、疲れ果て泥のように寝る、エアコン最高。
深夜 1時30分起きる(あれい?もう朝?しばらく経って10時間寝た事に気づく、イマココ)

というスケジュール。
キアヌ・リーブスが言ってた!今日が地球最後の日のように遊ばなきゃいけません。と、な!?こーゆーことかキアヌ!?違うか?そうか(笑)
今から半沢直樹と麒麟が来るを見るのだ。

テレワークの実践の旅

2020年7月31日
【テレワークの実践の旅に出ます】
【新しい生活様式の実験として働きます】

今夜から旅に出ます。テントを持ってキャンプ旅です。人里離れたキャンプ地で、ご飯を食べて、仕事をして、テントで寝ます。
2週間。
一人で出かけます。

携帯の電波が届くところであれば、僕の仕事は「たぶん」進みます。できるはずだと思います。

旅に出るときに時々聞かれる言葉。「それ、仕事なの?遊びなの?」。今回はハッキリ言います。仕事をします。そして旅もします。と。

一般的な旅のイメージは、例えば財産が100万円あったとしたら、毎日98万円、96万円…と目減りしていき、30万円になっちゃったから、帰ってきてまた働く。というような感じなのか思います。
でも、今回の旅は違います。
仕事をし、1日経ったら103万円、3日経ったら110万円、5日経ったら120万円。と、財産が増えていくイメージです(実際は会社なので僕のポケットではなく会社の売上となりますが)。
テントで仕事もできるはず、原稿を書き、チェックをし、HPやイメージを作り、送られて来たPDFやhpを修正し構築し、イメージを作り上げる。それが僕の仕事です。当然、会社である株式会社マツヤマデザインは営業中マサとタカノも事務所で働いています(お盆休みは8/8~8/16です)

ノートパソコンを持って行こうかとも思いましたがやめました。その代わり、大学ノートとペンを持って行くつもりです。村松伸さんと東大で買った「東京大学」のノートにしました、頭良くなる気がしません?ノートに書き込み、それを写真に撮って送る。マツヤマデザインのスタッフや仕事を引き受けて下さっている仕事仲間は10年来のお付き合い。たぶんそれで行けるはず。なんとかなるか実験です。
仕事中、でも、旅の途中。
なんだかスナフキンみたいで素敵じゃないですか。

アウトドアプロデューサーとして、キャンプ場で過ごし、多くのキャンプ場をこの目で見て、自分のテントで泊って来ようと思います。
コロナのリスクのある人気の多い場所を避け、山奥に…閉鎖しているキャンプ場に友人のコネなどで特別に泊まらせて頂いたり、予定などほとんど決めていない旅です。

持ち物は、じっくり選んだテントやバーナーなどのキャンプ道具とフライフィッシングの竿。ゆっくり読みなおしたい本、ビーチボーイズの50周年のCD、スマホと大学ノートとペン。モロイさんからもらったハンモック。ロープ、焚火台、掛川森林組合のミャウチくんに選んでもらったナタ、ゴムで膨らませるカヤック…その他たくさんです。これらの道具を、いっこづつ解説していって記事にするのもオモシロいなぁと思っています。かなりの量だから大変そうだけど…。

僕が2週間キャンプするために選んだ道具。興味のある人はいるのかしら?ともあれ、出かけます。実は前から決めて準備をしていました。

新しい生活様式
リモートワーク
テレワーク
ワーケーション
人から聞いたり、テレビで見るだけじゃ分からない。僕がこの目で、まだ見ぬ生活と、素晴らしい世界を見てみたいのです。

だから
ロッドを抱えて旅に出る。
僕は僕の旅に出掛けます。
例の言葉を言わせて下さい。

旅に出ます、探さないでください。
たくや

 

僕がキャンプ場で見た夕日。世界は美しいもので満ちているはず。色々な場所に行ってみたいのです。

朝霧高原 新キャンプ場のプロデュース

2020年6月30日
【朝霧高原に新しくできるキャンプ場のプロデュースを手掛けます】
【これからできるキャンプ場予定地でキャンプを仲間と実際にしてみる】
【アウトドアプロデューサーのお仕事】

朝霧高原に広がる2万坪の敷地、森と草原と農場。
そこに新しいテーマでキャンプ場を作るお仕事をご縁(近藤くんありがとう!)があってさせて頂く事になりました。

場所は標高900m朝霧高原。夏も涼しくていい感じ。でも近くには有名なふもとっぱらキャンプ場とか朝霧ジャンボリーキャンプ場、富士五湖の歴史ある有名老舗キャンプ場がある激戦地です。

でも、ワイワイガヤガヤぎゅう詰め馬鹿騒ぎのユーチューブ&焼肉バーベQキャンプ場でキャンプしても満足出来ない哀しい「すれっからし」のキャンプ歴30年選手としては…。

サイト数は少なくて、プライバシーがお互い守れるソーシャルディスタンスなキャンプ場。
どこのサイトも絵になって、ゆっくり本を読んでいるだけで満ち足りた気分になっちゃうキャンプ場。
可愛いあの子と一緒にキャンプに行きたくなっちゃうようなキャンプ場。
プシュッとビールのプルタブを開けて冷たいビールを手に取ってうぐうぐと顔を上げると目に映るは美しき森の緑と青い空、風が気持ちいいじゃないの…ああ幸せ…テントもタープもピンと張れたし、夏にお似合いのアホバカ大学生やバカモノのギャハハグハハハの乱痴気騒ぎも無いし、それにつけてもこうして見直すとオイラのテントもタープもこうなかなか良い感じなんでないかい?やっぱ悩んだけど買って良かったなぁ…、ちょいと向こうからも見てみようかしら?と自画自賛しちゃうようなキャンプ場。
夜に少し降ったかな、いやはや寝てて気づかなかったよ、ま、空も青いし撤収までにはテントも乾くだろ、車はすぐそこだ、荷物を積むだけだから撤収は楽なものよ、おお、鳥の声がいい感じだな、よしよし、んでは、ま、一つコーヒーでもいれちゃいましょうか、ああいい朝だ…のキャンプ場。

とかそーいったキャンプ場が好きなわけでして、ズバリ、自分が一番いい!と思えるキャンプ場を創る予定です。
ハッキリ言って「言うと人が来ちゃうから予約取り辛くなるからあまり人に言いたくないキャンプ場」をゼロから創り上げるべくプロデューサーとして取り組もうと思っております。

オープンは来年の予定です。
今回、まずは整備してオープンする予定の場所で、ゼキさんとアッコさんと美鈴ちゃんに付き合ってもらって、実際にテントを張って一晩過ごして来たのですが…。
感想は…「ああ…森の中のキャンプっていいなぁ、いい森だなぁ…」という現時点では満点のロケーションでした。今では「バレてしまって」混むようになって行き辛くなった上高地の小梨平キャンプ場の木立の中のテントサイトを思い出すようなこの「素材の良さ」を殺さぬようにキャンプ場を作って行けるように頑張ります。

キャンプ場のオープンに向けて進捗をここでもお知らせするので、オープンの時には「マツヤマさんの友達です」と言ってナイショで泊まりに出かけて下さい。
大々的に広告は打ちません。そもそもサイト数も絞った秘密のキャンプ場というコンセプトなのです、うふふのふ。

やっぱりですね、例えタープやテントに樹液が落ちてシミになろうと、カンカン照りの原っぱとか駐車場みたいなキャンプ場よりも、緑の下、ふかふかした土の上で寝る、森の中のテントってのは落ち着くのだなぁと思ったのであります。

これをお読みのアウトドア好きなお友達の皆さん。そう思いませんか?

アウトドアプロデューサーになる為に読むべき10冊の本

2020年5月13日

【アウトドアプロデューサーになる為に読むべき10冊の本】
【僕に影響を与えた本】

小川さんと堀さんと豊田さんから回って来た好きな本を紹介するバトンに挑戦します。携帯の圏外に行っている時もあるので1週間毎日じゃなくて一気に載せてしまってゴメンなさい。

僕は本が好きで子供の頃から本ばかり読んでいました。今でもたーくさん読みます。本って面白いですよね。

実はご紹介するこの本たちは、昨年出版した僕の本【キャンプ大事典】 におススメの本として載せようとまとめていた本たちなのです。
佐藤幸稔さんに撮影して頂いてさぁ載せるばかりなり、という感じだったのですが、紙面の都合で載せられなかった本たち。
どれも素敵な本です。
アウトドアプロデューサーとして活動している根底にこの本たちがあるのは間違いありません。

なので勝手に【アウトドアプロデューサーになる為に読むべき10冊の本】と題してご紹介いたします。
もし、将来はアウトドアプロデューサーになりたい!と考えている人がいたらこの本全部読むところから始めてみたらどうでしょうか?

編集、および情報整理は「キャンプ大事典」の出版の際に本当にお世話になった恩人の小川ましろさん。撮影は佐藤幸稔さんです。
ありがとうございました。

#7days #7bookcovers
#BookCoverChallenge #day1

(01)怪しい探検隊に夢を馳せて

自転車にテントを載せてキャンプしていた少年の頃、島キャンプや外国を旅して釣り……どれだけ夢を馳せたことか。夏休み前の子どもに、仕事に疲れた大人にも。/『わしらは怪しい探険隊』椎名誠著 (角川文庫)

(02)
旅の「核」を見つけよう


世界の辺境に釣竿を持ち旅した男の物語。釣りでもなんでもいい、1つ「核」があると旅の面白みは倍増する。これは釣りの本じゃない、旅人の本です。/『だからロッドを抱えて旅に出る』残間正之著(エイ出版社)

(03)
言わずとしれた大冒険

どこから読んでも面白い。『オーパ』は人にあげてしまうので手元にない! 胸躍る写真を撮った高橋昇氏は前述の残間氏(僕の師匠)の従弟だと北海道の原野で知った。/『オーパ、オーパ!』開高健(集英社文庫)

(04)
ここではない、どこかに旅に出る

何にも縛られずに、自分の足で、自分の衣食住を背負って歩く。それを実現するためのノウハウと哲学の教科書、テントのなかの昼寝前に読むのが最高。/『遊歩大全』コリン・フレッチャー著(ヤマケイ文庫)

 

(05)
流行にとらわれない考え方

大人ってこういう風に楽しむんだよ、と教えてくれる本。自然を壊さず、この世界を楽しむ「考え方」が書かれている。/『メイベル男爵のバックパッキング教書』ジェリダン・アンダーソン著(晶文社)

(06)
山頂だけではない山の魅力

テッペン目指すのはそろそろやめにしませんか? と山の魅力を知り尽くした鈴木氏が語りかけるような一冊。山旅を愛する人、静かな時間を持ちたい人に。/『頂上を目指さない 富士山さんぽ』鈴木渉著(ポプラ社)

(07)
オモシロくてかっこよくて

初めて読んだときのドキドキは忘れられない。アウトドアを始めると気になる「道具」の物語。いつしか「旅の相棒」になる道具の奥深さを楽しむ。ホーボーさんの文大好きです。/『実戦主義道具学』ボーボージュン著(ワールドフォトプレス)

(08)
山や森で夜過ごした人ならわかるはず

闇夜に感じる妖怪の存在。先人の知恵や自然との付き合い方は彼らが教えてくれる。妖怪はね、ほんとにいるんだよ。僕は時々見たり感じたりしています。それはとても幸せな事です。/『遠野物語―付・遠野物語拾遺』柳田国男著(角川ソフィア文庫)『完全復刻・妖怪馬鹿』京極夏彦、村上健司、多田克己(新潮文庫)

(09)
美味しいものは旅をしない

キャンプや旅の楽しみの1つが「まだ見ぬ美味しいものと出逢い」。池波文体に酔いながら、次の旅の妄想をするのは実に楽しい。/『散歩のとき何か食べたくなって』池波正太郎著(新潮文庫)

(10)
旅の本であり、生き方の本

僕のフライフィッシングの師である脳外科医の川野先生の旅行記。美しい川ときれいな鱒と愉快な仲間がいる世界が描かれている。実は若かりし僕もこの本の中に載っています。/『ドクター・カワノのある毛鉤釣り師の足跡』川野信之著(水公舎)