【アウトドア旅】2022.06北海道

2022年6月25日
【アウトドア旅1】
【僕らが旅に出る理由】

静岡空港を9:30に出る札幌丘珠空港行きの飛行機は死ぬほど揺れた、悪天候だから飛ぶ前に仙台か旭川に降りるかも知れぬ、それでも良いか?と脅しを受ける。良いよ良いよと乗る。

札幌に着いて雨、飛行機のエアコン寒いかと思ってだけど、その数倍寒い。冷たい雨が降るから長袖シャツだけで無くレインウェアを着てちょうどいい。暖かな静岡と違い、北海道に僕はいるのだ。

狸小路でマツヤマデザイン取締役のトシタケと会う。別行動で動いてるから偶然札幌のタイミングが重なる、数時間一緒に飲む。良い旅を

午後はホテルで仕事。電話とメッセージやりとりであっという間に時間が過ぎる。トシタケも雨なので札幌でホテルで企画書書いているらしい。

畑中親方とダイスケとノブリンが来てくれる。トシタケとも合流して一緒に飲む。久しぶりだ…。札幌で飲むのは。
ノブリンの教え子、悩める若者ノドカさんも合流する。こんなフリーや独立してるオッさんだらけの宴に来るのは冒険だろう。エライなぁ。

2軒ハシゴして「ラーメンは味が濃ければなんでもイイ」畑中親方と、「ラーメンは大盛りならなんでもイイ」ノブリンと街を歩く。
久しぶりだ。ラーメン屋を探して歩き回るイキイキしたこの2人の背中を見ながらダイスケと歩くのは。
やっぱりいいなぁ。
熱い味噌ラーメンをフーフーしながら食べる。
ホテルの前まで2人が送ってくれる。ありがとうな、会えて嬉しかった。ハグして別れる。

クロネコでホテルに届いていた僕のテントと釣り道具など一式。

明日は朝、レンタカーをゲットして移動だ。明日はキャンプしようか?天候次第だな。と思いながら寝る。

僕らの住むこの世界には
旅に出る理由があり
誰もみな手を振っては
しばし別れる。

小沢健二が1994年に出した曲がまた頭の中に流れ出す。
太陽がいつものぼり
喜びと悲しみが時に訪ねる。

近く、開発していたアウトドア道具【旅するシャベル】と【てんぐの小風呂】がクラウドファンディングで発売される予定だ。。多くの人に使ってもらえたら嬉しいと思う。
みんな生きてる。
僕は僕の旅を続けよう。

山キャンプ 上高地

2022年6月12日
【山キャンプ】
【ザックを背負って】
【往復15 キロ】
【のんびりキャンプ】

夏に八ヶ岳を縦走する脚慣らしと、ゆっくりキャンプを兼ねて、60リットルザックを背負って上高地に。
心地よい重さ、久しぶりの上高地。
午後から雨になったけど、僕のテントは雨でも大丈夫。

マイホーム完成!
雨でもどんと来い!
寒いからフリース着る。夜はもっと寒くてこの上にダウンジャケットも着た。

すぐお昼ごはん。
小梨平食堂も大好きだ。

ヘンテコリンなキノコがたくさん!昨日は雨だったので一晩でニョキニョキはえる!キノコってすごい!

綺麗なお花。オオウメガサソウ。
ピンクで可愛いのです。

こちらも可憐
エゾムラサキ。ごはんですよの友達ではない。

おっきなザックを背負ってトコトコ歩く。
雲があやしい。雨になるな…
そんな事を思って歩くこの道が好きだ。

持ってきたチップスターを開ける。
雨を見ながら
サッポロ黒ラベルをのんびり飲む。
眠くなったからお昼寝。

翌朝は気持ちいい青空。

野田さんにこの前教えて頂いた、タマゴと明太子焼き、美味しかったからやってみたら…、美味しかった(笑)

朝ごはんは、味噌煮込みきしめんにタマゴを載せて。僕は宮きしめん派。

 

このコース、アウトドアの学校の特別編で「ザックを背負って行く山キャンプ入門」をしても面白そう、少人数だな。やってみようかしら?
のんびり帰ります。

【アウトドアの学校】受講生に教えたいこと

2022年4月21日
【旅】
【アウトドアの学校】
【受講生に教えたいこと】

僕は「アウトドアの学校」という「登山」と「フライフィッシング」と「キャンプ」を教えるスクールを主催しています。
一見、アウトドアの「スキル」を教える学校のように思われます。
もちろんスキルは教えます。

しかし、僕の中には、一つの信念というか「想い」があります。
それは、「登山もフライフィッシングもキャンプも『旅』に出るためのツールの一つである」というものです。

いつもの日常を離れ
知らない場所に行く
新しい仲間と出会い
全く知らない店の暖簾をくぐる
久しぶりの仲間と会う喜び、
いつもの寝心地の良いベッドと違う場所で眠る
いつもと違う土地や国に行く
危険もある
何が起こるか分からない
誰と出会うか分からない
何を食べる?
何を話す?
自然の中に踏み込む
友達から仲間になっていく
仲間と過ごし
また日常へと帰って行く
アウトドアを核とした「旅」を人生に加えると、新しい生活の視点が始まります。
大切な家族や日常から
少しだけ離れて
新しい視点や
改めて日常の生活の有り難みを知る。
アウトドアを核とした「旅」を生活に取り入れる。

僕の肩書きは「アウトドア ライフ プロデューサー」です。(素敵な職名でしょ?佐藤雄一さんが名づけてくれました)
先日、フライフィッシングの「旅」に出かけ、帰って来ました。

今年も、アウトドアの学校が5月から始まります。
アウトドアの学校の生徒、ビギナーが決まって質問する言葉があります。
「日帰りで行けるところはありますか?」です。

もちろん、トレーニングに近場で身体を慣らすのも大切です。
でも、僕はいつか受講生が、観光旅行でも慰安旅行でも無い、アウトドアを核とした「旅」に出て、見知らぬ土地や自然の中を、仲間と一緒に旅する事ができるようになれたら素敵だな…と思っています。

アウトドアの旅は
ずっと忘れられない旅になる。
こんな感じにね。

一泊目は移動日、全然知らない街を歩き、良さげな店を探し、全然知らない店に入る。

朝、釣り場で合流!おはようございます!よろしくお願いします!

【雑誌掲載のお知らせ】ウェッジ出版社「ひととき」

2021年5月20日
【雑誌に載りました】
【新幹線グリーン車】
【ウェッジ出版社 「ひととき」】
【全国の書店で販売】
【旅の雑誌 ひととき】
【本日 5月20日販売開始】
【鉄道ファンとしてこんな名誉なことはない!!】
【発見した方ご報告ください】

先日、3月に琵琶湖で取材を受けた雑誌【ひととき】さんが発売されました。

雑誌【ひととき】さんは、ウェッジ社さんの雑誌で、新幹線のグリーン車に乗ると置いてある旅の本です。
あの、新幹線の中のアナウンスの「時代の最先端を行く雑誌♪ウェッジをはじめ♪」っていうのですね。

全ての新幹線のグリーン車の席に置かれている他、全国の書店で本日5月20日より販売開始されるとの事です。

キャンプとグランピングの特集記事という事で、泊まりがけの大掛かりな取材だなぁと思っていたら、巻頭カラーで20ページ以上も載っているし、あまつさえ表紙に名前まで載せて頂き身に余る光栄です。

内容は、日本で初めてキャンプが行われた記録から100年。その記念碑の残る琵琶湖畔に現代のグランピングとキャンプの旅をするフードコーディネーターさんの飯島奈美さん(映画「かもめ食堂」などのフードコーディネートをされた方です)と、アウトドアプロデューサーである僕が「旅人」として旅をする。という内容です。

今日、三島から帰ってくる新幹線で、恐る恐るグリーン車を覗いたら、全ての席に「ひととき」が置かれていてビックリしました…。ハラハラするよ…。

早速、聖子さんから「見つけた!」と連絡がありました。シートの網から僕の名前が見えたらしい…。さすがめざとい。
近くの書店でも販売されているのかしら?どなたか本屋さんで見かけたら教えて下さい。読んでいただけたら幸いです。
ウェッジ社の「ひととき」のホームページはこちらです。(ちょっと読めます)
https://wedge.ismedia.jp/list/hitotoki

中身はこんな感じ、22ページ、特集でグランピング&キャンプの旅として載っています。22ページ…。

取材した時のスタッフのみなさんとの写真。
佐藤さん、和田さん、蛭子さん、素晴らしいスタッフの皆様のおかげです。ありがとうございました。

【アウトドア旅】フライフィッシング旅のウエア

2021年5月16日
【フライフィッシング旅】
【「アウトドア旅」のレポート】
【フライフィッシング編】
【雨だからなんだってんだ】
【延々と歩く】
【道なんて無い】
【倒木と藪と岩と崖はある】
【ズブ濡れになり寒い】
【腹ペコになる】
【腹一杯食べる】
【美味い店は押さえ済み】

土曜日の朝6時集合。5時起き。
全員アウトドア用のパンツとベースレイヤーとウエア。
3時間ドライブ。
9時30分目的地到着、そのままウェーダーとレインウェアを着て出発。

釣り場まで歩く。歩く宿題10時間くらい。

ゴロゴロ岩の源流の川の中と岩と藪の中を延々と歩きながら釣る3時間、寒く、運動して汗をかくのでベースレイヤーは必須、小雨も降ってくるし、藪の中や水の中で転ぶのでレインウェアは必須(僕は二回転んだ)そしてまた歩いて車まで戻る。この繰り返しで夕暮れになる。

しぶきで全身濡れる。
水は冷たい。手を入れるとかじかむ。それもそのはず、道の脇に雪が残ってる。標高1800mくらい。

ちっこいの釣れた。
赤いレインウェアは登山のブランド、マーモット。ゴアテックスです。

結局9:30〜6:30まで9時間歩き回る。腰と足が痛い…。靴下は汗と蒸れるのでウールの厚手の靴下が必須。防水ハットと偏光グラス(これがないと川の中の岩が見えないので危険)にも助けられる。

夜は食事のあと部屋で宴会。
ここは標高が高いので気温が低くて夜は寒い。ユニクロのダウンジャケットを着ていました。
宴会は僕の部屋だったので、痛む腰を伸ばすためベットの上でストレッチをしていたら寝てしまって、起きたら酔ったオッさんが好きな事をノタマウ言葉に、陽気に酔ったオッさんが全然違う自論を展開し、それを聞いていた酔ったオッさんがガハハと笑っていた。幸せな人たちだ。起きて薬草風呂に入る。北海道と次のフライ旅の予定を検討する。

翌朝は雨、大雨の予報。構わず朝ごはんを何杯もおかわりして食べる。ここでちゃんと食べておかなきゃ昼まで持たない。宿の軒先で雨を避けながら、ウェーダーを着てレインウェアを着る。
9:00 出発する。

雨がすごい。でも川は増水していない。釣りになる。レインウェアにバラバラと雨がブチ当たる。背中のザックはズブ濡れだけど防水袋に大事なものは入れてある。

付きっきりでガイドした初心者が念願の一匹!とんでもなく嬉しい。雨の中歓声を上げる。雨だからなんだってんだ。降りたきゃふれ。13:00まで釣る。宿に戻りウェーダーを脱ぐ。何から何まで濡れている。寒い。腹ペコ。


14:00美味い中華の店に行く。テーブルに乗り切らないほどオーダーする。腹一杯食べる。

運転する。眠くなる。運転手交代しながら戻る。釣り道具とウェーダーと北海道行きの飛行機のチケットを相談する。17:30地元に戻って交通費精算して解散。

これらの旅をするのに、アウトドアウェアと道具はかなり役立つのです。
以上、アウトドアウェアの実用性を紹介しながらの週末レポートでした。

ガイド&宿主の榊原さんと記念撮影。
ちなみに僕の着てるのは、シャツ(フォックスファイヤー※登山とフライフィッシングのブランド)、パンツ(ノースフェイス)靴、防水、ゴアテックスのトレランシューズ、普段ばきにしてる(ブランドはサロモン、登山とスキー系のブランド)、インナーのベースレイヤーはモンベルのウィックロン。

ちなみにパンツは田中、美鈴、マツヤマが同じパンツ、ノースフェイスのアルパインライトパンツ 。結局ここに行き着く。https://www.goldwin.co.jp/ap/item/i/m/NB32301

【屋久島プロジェクト】視察 グランピング場が経営できるか

2021年4月29日
【屋久島でグランピング場】
【経営が可能かどうか視察】
【アウトドアプロデューサーのお仕事】
【ときどき釣り】
【山小屋泊 寝袋生活】

盟友チャーハン氏の故郷、屋久島にグランピング施設が設置されて可能かどうか?そして作ったら採算が取れるかどうか?視察の旅に来ています。

泊まるのは、現在リフォーム中のチャーハン氏の生家。
30年放置された庭と畑は10m近い木がはえ、ジャングルのようになっていました。

今回の旅はチャーハンさんと美鈴ちゃんの3人旅。
明るいチャーハンさんと笑顔で気が利く美鈴ちゃんという素敵なトリオでワイワイキャッキャと過ごしています。

ゴールデンウィーク前ということもあり、観光客は皆無。
静かな島時間を満喫。島をレンタカーで一周し防波堤や磯もくまなくチェック!
旅をするにはロッド(釣竿)は忘れてはならない道具です。行く先々で島の釣り人に挨拶して、釣れる魚、潮、仕掛けなどの話を聞くのも旅の醍醐味です。


(ハデなアロハ着てるとハデな魚釣れる。)

屋久島の釣り人は皆優しくて、とっても親切。頼んでいないのにコマセを撒いてくれたり、泳がせ釣りにコレ使いなよ!と釣れたばかりの魚をくれたり、今日初めて会った僕たちに良くしてくれました。

朝から晩まで、日が上がる前から夕陽が沈むまで。運転し、歩き、竿を振ってお腹ペコペコ。喉がカラカラ。

首折れサバや新鮮な刺身と島の美味いものをデーンと並べての夕食。
リフォーム中で、床板に直に座ってキャンプ道具を広げての、まるで山小屋のようなチャーハンさんの生家で寝袋を広げての宿泊体験も、普通の観光客として屋久島に来るのとは違って忘れられない体験です。

これもアウトドア旅の醍醐味。ホテルに泊まって過ごす屋久島とは少し違います。
どこへ行くのか?何を食べるのか?どこで寝るのかも全部自由。バーナーと寝袋とマット、テントがあればどこでもそこが今夜の宿です。
海はとんでもなく綺麗で、空は遥か彼方まで広がっていて。

屋久島の魅力は縄文杉ばかりではありません。今回は縄文杉とかヤクスギ関係は全然無し(縄文杉は以前テント背負って行ったことあるので)。

屋久島をレンタカーで一周したり、グランピング場として経営出来るか?周囲の施設や空港や港までの位置関係などみっちり調べあげました。

どこに行くかじゃなく
誰と行くか?
旅の魅力はそこにあると僕は思っています。
愉快でココロ優しくて賑やかな大人の2人と、忘れられない旅をしています。

______

飛び魚のお造り。
めちゃくちゃ美味い。

100年だったかな?昭和の昔からやっている「八重岳食堂」さん、こーゆー店はエビフライが超絶美味い。エビフライがご馳走だった頃のエビフライ。今回一番美味しかったかも…。ポテトサラダも美味かったー!

僕のエビフライと美鈴ちゃんの唐揚げとチャーハン。(一つ人名)

今回の寝室兼食堂。この後、熱帯のスコールによる雨漏り多発事件の現場。この時はまだ平和。

青いラインが素敵
神様ってセンスいいよなぁ。

今回のとんでもない看板。
なぜにこんなに屋久屋久するのか?声に出して読んでみてほしい。