【雑誌掲載のお知らせ】【男の隠れ家】「キャンプの極意」

2023年8月28日
【お知らせ】

8月28日発売、雑誌【男の隠れ家】「キャンプの極意」にベースキャンプ作りの極意を教える達人として6ページ、私、マツヤマが載っています。よろしければ本屋さんで見つけて下さい。

「男の隠れ家」表紙はコチラです。
ナイフ・ベース・焚き火・野遊びの4つのカテゴリのうち、僕はベースキャンプの部分を担当しました。

タープ立ててコーヒー飲んで「ちょっとあっち見てる」感じの写真が見開きに使われています。
テントを持って旅をするメソッドも掲載されています。

「キャンプの極意」の特集内容はナイフ・ベース・焚き火・野遊びの4種を、それぞれの達人に聞くという内容。
お友達の焚き火の寒川さんとお隣の掲載でなんか嬉しい!

撮影場所は朝霧高原「英知の杜キャンプ場」。絵になるキャンプ場です。タープはヒルバーグ。
中学生の自分に教えてあげたい。オマエはテントを持って35年も旅してると、達人として雑誌載るから気をつけろと。

達人の寝室造りと書かれるとなんだか大仰だけど、一緒にキャンプしてる人は見慣れてる、いつも僕が寝てるそのまんまのセットです。

こんな感じで本屋さんに今日(2023.08.28)ありました。
ぜひ本屋さんで見つけて下さい。
キャンプコーナーじゃなくてライフスタイル的なコーナーに置いてある雑誌です。なかなか読み応えあります。

雑誌『男の隠れ家
外遊びの達人になる。「キャンプの極意」

#男の隠れ家
#キャンプ

野外体験教室「アドベンチャースクール」のキャンプ講師

2023年8月19日

ちびっ子50人
アドベンチャースクール。
キャンプ講師。
自衛隊のお兄さん達も来てくれた!

今日は袋井JCのOBとして「アドベンチャースクール」のキャンプ講師として参加しました。
テントの張り方、焚き火のおこし方、キャンプで気をつける事などをちびっ子50人に教えました。

めっちゃ暑い中、豊沢防災広場にテント11張を張ってみんなで宿泊体験。

テントの張り方をレクチャーしている僕。黄色は黄色!緑は緑!暑いからちびっ子はテントの下の日陰に入れました。

なんと自衛隊のお兄さん達も続々と登場してくれてテンションタダ上がり!(僕が)。

水消火器や土嚢作り体験、救命処置教室もやりました。
盛りだくさん!


委員長の安間くん。水消火器の実演!
ちびっ子50人みんな消火器1本やったよ!
ものっそい物量戦だぜアドベンチャースクール!さすが袋井JC!
ちびっ子の為なら限度無いぜ!

自衛隊のお兄さんが作ってくれたカレーライス。食べさせて頂きました。
お世辞抜きで美味しかった!なんでこんなに美味しいんだろう。

夜は水シャワーと「てんぐの小風呂」で汗を流しました。

数ヶ月前、安間君から「コロナで今までずっと体験が出来なかったアドベンチャースクールを復活させてキャンプさせてあげたいんです!」とキャンプの監修を依頼されました。
なんの為に?
ちびっ子の笑顔の為に…
心はひとつ!想いはひとつ!答えはひとつ!やろうぜ!。


主催した内山君はじめ、安間くん、伊藤君、袋井JCのみんな。
キャンプ教室のサポートで大活躍してくれた美鈴ちゃん、てんぐの小風呂の内藤さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。


クソ暑い中、わざわざ御殿場から来てくれて、一日中ちびっ子の為に笑顔で教室や体験をさせてくれた20人以上の自衛隊のお兄さん達。

夕焼けの中のお別れのシーン。
ちびっ子の「ありがとうございました!」にビシッと敬礼して笑顔で去っていく自衛隊の猛者達の笑顔にジーンときちゃいました。
カッチョええ!男ってのはこーでないと!
僕は敬礼どころか暑さで痙攣しそうでした(笑)

みんなで記念撮影!

最後は反省と明日の予定を話すJCメンバー達。
ご苦労様!頑張って!ありがとうね。

 

 

「悩んだら二個買え」を実践した話

2023年7月30日

【「悩んだら二個買え」を実践した話】
【僕の作ったアウトドア格言】

僕はアウトドアの学校でアウトドア道具を生徒たちに紹介する時に、ある【格言】を使う事があります。
格言といっても、僕が勝手に作った格言なのですが、それは【悩んだら二個買え】というものです。
例えると、アウトドアの学校の講座で秋の八ヶ岳や木曽駒ヶ岳に行ったり、冬キャンプをする時の話で

A 寒さの厳しい時に必要な厚手のダウンジャケット(例えばモンベルの「イグニスダウン パーカ」とか)
がいいなぁと思って買おうとすると、
そこで「夏の山でも、山小屋に泊まる時には3000m近いと昼も寒いよね」とか、「夏でも飛行機や列車でエアコンがキツイ時に薄手フリースあるとめちゃ使えるよ」という話になって、それならこれオススメよと、

C ちょいと肌寒い時に羽織れる年中使える便利な薄手のフリース(例えば「パタゴニアのR1」シリーズとか)
も「すごい使い勝手がいいんだよ。オススメだよ!」と聞くとする。
ふむふむとそれを聞いた初心者の人が調べてみると、「げ!イグニスダウンパーカ36300円もすんの?!パタゴニアのR1 デイリー・ジャケット19800円?たっけー!二つで56100円?5万越え?無理だホ!!」となるわけです。

んで、色々調べてみるとAmazonやアウトドアショップの店舗あたりで「コレ一枚で雪の降る寒い日も、少し肌寒い春や冷たい風吹く秋の野山にもバッチリ!オールマイティに使えるアウトドアに最適な一枚です」と書かれたノーブランドもしくは聞いたことがあるような無いような、でもどこかで広告で見たような「Bジャケット13800円」を発見してしまうわけです。
で、初心者はそれを買う。どこかの誰かが書いた、1行のコピー、今日初めて会った店員の「コレ一枚で雪の降る寒い日も、少し肌寒い春や秋の野山にもバッチリ!オールマイティに使えるアウトドアに最適な一枚です」という言葉を信じて…。
神にもすがるように、その一言を信じて…。だって56100円は払えないから、13800円なら5万に比べたら払えるから…。
そこで、アウトドアの現場に行くわけです。

大丈夫でしょ?コレで!両方のシチュエーションで使えるだから!だって5万6千円なんてはらえるもんか!13800円で済むのに、こんな新しい商品は先生や先輩は知らないのかもしれないな…今年の新作って書いてあったし。

そこで愕然とするわけです。
3000m級の山の稜線で吹く風はBジャケットを着たあなたの体温を容赦なく奪い、冬キャンプで座っている背中を冷気が襲うわけです(だって中途半端な薄さだもの)。

そして、秋や春の小春日和と言ってもいいくらいの少し肌寒いかな?長袖シャツ一枚では肌寒いけれど、って時にそのBジャケットを着ると暑すぎて、いくらエアコンの効きがいい列車とはいえ、夏にモコモコしたBジャケットは、そもそも場違いで変人みたいになるわけです。

そんな時、一緒に行った先輩は、ザックから出したAやCをサササッと取り出して着ていて、それは自然で、いかにも心地良さそうな訳です。
そして、めっちゃ寒い時は、AとCを重ねて着て、それはそれは、あったかそうなのです。「あ、重ねて着てもアリなんだ…」。だから二枚ね…。

そこで分かる訳です。
ははぁ、だから最初の講義でそう言ってたんだな…と。AとCが使えるよ。と…。二つの組み合わせに意味があったのね…。トホホ。

だいたい山や大自然の中では「めっちゃ寒い」か「運動して汗ダクダク」の二つで、街の中のようにほどほど寒いって事はあまり無かったりします。よってBを使えるタイミングは少なかったりするわけです。
そこで決心する訳です。結局活躍しなかったBジャケットで寒い思いと、暑かったり恥ずかしかった想いをした数年を過ぎて。
AとCを買おうと…
んで買う。
その時には、もう悩みません。
だってめちゃ使えるのを、この目で見たから。

結果、使ったお金は、
Bの13800円+ACの56100円=69900円
56000円で済む道具に、約7万円使った訳です。
その時分かるわけです。
どこかの誰かが書いたコピーや、ほんの数分前に会ったばかりの店員の言葉よりも、アウトドアをしこたまやり倒した講師や先輩があなたに伝えた言葉はそーゆー事だったんだな…と。
余分にかかった、もう使う事の無いBジャケ13800円は「勉強代」という訳です。

僕もそういう経験をシコタマしました。
この結果、出来たのがこの格言【悩んだら二個買え】という訳です。

今日、ビクトリノックスのナイフの話をしたら、全国の歴戦のアウトドアマンの方が多くのコメントをくれました。

ビクトリノックスには何十種類ものナイフがあって、それぞれ使用目的が違い、一長一短の様々な製品があるのですが、それでネットやAmazonを「色々見てたら欲しくなっちゃった」のです。
ナイフなんていっぱいあるのに…。

そもそもナイフなんて、何十年も壊れるもんじゃ無いし、無くさない限りずっとあるので数年に一本買ったとしてもなんだかんだで10やそれ以上あるのに、です。(そもそも野田さんじゃ無いんだからそうそうナイフなんて無くさないのです)

僕は既に、いつも必ず持ち歩く、ノコギリとコルク抜きが付いた「キャンパー」と、料理するにはも少し大きめの刃の方がいいなと思って探し、ロック付きの刃で安心で広島の好日山荘のお姉さんと「コッチの方が大きいじゃけぇ」と選んだ「アルピニア」(通称「じゃけぇナイフ」)、それと超定番の小型のクラッシックSDを数個(釣り道具と旅道具にそれぞれ)もあるのに、です。
さらにまだ、欲しくなった。
困ったものです。

僕が欲しくなったのは、
幅広の刃のみが付いていて使いやすいシンプルな「センチネル」3850円。これは沢登りやザイルを使う時に万一ザイルを切る時にこーゆーシンプルなものがいいだろなぁ…。重さも73gは軽くて良いなぁ。

北海道の横川組長がオススメのこれまたシンプルな「ソルジャー」3082円。
シンプルで少し大きめで使いやすそう…料理の時や山歩きの時に、アルミのハンドルが実務的でいいなぁ使ってみたいなぁ…。131gで少し重いけどアルミのハンドルいいよね。僕のキャンパーのプラのハンドルはもう片方無いしな…。

と、たまらなくなっちゃったのです。どっちにしよかなぁ…。
どっちも良さそう。
どちらにしよかなぁ…。
選べないなぁ。
間とった他のを探すか?
あ、そうだ。
格言あった。
悩んだら二個買うんだった。

という訳で、明日2本のナイフが届きます。

開高健さんは(たぶん「生物としての静物」だったと思う)様々な用途の付いたこれ系のスイスのアーミーナイフの素晴らしさを書いた後、しかし、ただの一つの用途しか無い、折りたたみも出来ぬナイフとしてのナイフも必ず持ち歩くのが不思議である。様々に役立つモノがあれど、それしか使えないモノを人は信頼してしまう。という事を書いていたけれど、僕もやはりキャンプ旅の際には、モーラナイフに代表されるような、ただの一本のナイフも必ずザックに入れて行くのですが…、それはまた別のお話です。

#ビクトリノックス
#アウトドアの学校


大きさの比較。左からクラッシック、キャンパー、アルピニア。
真ん中のキャンパーは30年近く使ってて赤いプラスチックの握り手は今では無いが問題無く使えます。僕が僕の生徒にオススメするのでしたらキャンパーです。

コレはコレでなかなか味があると思うのですが。
落としたり無くしそうなので、僕は細引きを付けて使ってます。このカラビナも最初は黒かった気がするが30年でハゲてこの色になりました。

当然ながらビクトリノックス、切れ味は30年経ってるのに問題無くスパスパ切れます。

肉やハムを切る大ナイフ、荷物の開封やソーセージの袋を開ける時によく使う小ナイフ。栓抜き、缶切り、先端がマイナスドライバーの大小、コルク抜き、意外と使うキリ、そしてノコギリ。


けっこう使えるのがこのノコギリ。
主に竹を僕は切る事が多いです。手首くらいの竹は余裕で切れるし、タープを張るポールが足りない時に長く細い木を加工する時にも役立ちます。

コレが広島で買ったアルピニア。
コレにもコルク抜きとキリが付いてる。ちなみにピンセットと楊枝もビクトリノックスには付いてます。ピンセットは柄尻のグレーのトコを引っ張ると出てきます。皮膚にトゲやササクレが刺さった時に活躍します。

このナイフは、刃がロック出来るから安心してて使えます。ロック解除はグレーの四角いところを下にスライドするとできます。

釣りザックに入れてあるクラッシックSD。今見たらピンセット無くなってた。よくある事。

かなり使えるのがクラッシックに付いてるこのハサミ。
めっちゃ切れるし釣り糸切るのに使ったり、新しい服買って商品タグのプラ紐切るのに非常によく使います。このヤスリでサビた釣り針も研ぐ。

【おすすめアウトドアギア】ビクトリノックスのキャンパー

2023年7月30日

ホームセンターに行ったらビクトリノックスを発見。
知らない人にご説明すると、ビクトリノックスってのはいわゆるスイスアーミナイフと呼ばれる、十徳ナイフです。

ビクトリノックスはナイフのブランドで「アウトドアの学校」の卒業生に渡す卒業記念品としてプレゼントするナイフもビクトリノックス。
いわゆるアウトドア用品の中で【名品】と言っても良いナイフです。

僕はこのたった一本のナイフを30年以上使っていますが、今でも現役で使っています。

僕が使っている道具には、こういう【名品】と言われる道具がいくつかあるのですが、理由は「僕がキャンプを始めた35年前にはコレしか無かった」からです。いいものだから生き残る。いつまでも使われる。つまりはそういう事です。

ビクトリノックスには何十種類ものナイフのシリーズがあるのですがその中で、昔からずっーっと僕が使っているのが、ビクトリノックスの【キャンパー】というナイフです。

ナイフ、栓抜き、缶切り、ノコギリ、ワインオープナー、大小のマイナスドライバーなど、13の機能が付いています。
このナイフで何十回のイベントの看板を付けたり、肉や野菜を切ったか?この30年以上の中で、何回このナイフに助けられたか?数えきれません。

さすがスイスだなぁと思うのが、ワインオープナーと小さなナイフです。ワインを持って来た友人がオープナーを忘れて「あ!これ、コルク抜き欲しいやつだ…」と途方にくれた時、コレで何本のワインを開けたか?何人の笑顔と共に夜を過ごしたか?その時にこのナイフはありました。

今ではボロボロになっているキャンパーですが、僕のキャンプに行くザックの中にはこのナイフが必ずあります。全国各地、世界の色々な国にこのナイフと一緒に旅をしました。
今日見たら価格は約4000円、僕が買った30年前は2400円くらいだった気もしますがこのビクトリノックスのナイフの価値はその何倍もあります。キャンプを長くしている人はきっと分かってくれるはずです。

キャンプを始めた方にオススメなナイフ。
コレ1本あるとキャンプで役立つナイフ。
ビクトリノックスの「キャンパー」というモデルを僕はオススメします。

#ビクトリノックス
#キャンパー
#アウトドアの学校

【炭焼の杜明ヶ島キャンプ場】「ハックルベリー」完成

2023年7月29日

【炭焼の杜キャンプ場 新サイト】
【ハックルベリー】
森に浮かぶウッドデッキサイト。
いよいよ公開、炭焼の杜キャンプ場の新サイトを紹介できます。

トムソーヤの相棒、ハックルベリーが作った秘密基地をイメージして制作したウッドデッキサイトです。
綺麗な渓流の上、4.5mもの高さに浮かぶ二段の大きなウッドデッキ。
この上でキャンプするなんて、ワクワクしません?僕は企画段階からワクワクが止まりませんでした。

サイトの名前は、トムソーヤの永遠の相棒ハックルベリー・フィンからもらって「ハックルベリー」としました。名札も作ったんですよ♪

昨年の台風15号の被害で公開が遅れていましたが、この夏いよいよ利用開始できる運びとなりました。

このサイトでちびっ子や、元ちびっ子がワクワク冒険気分でキャンプしてくれたら僕は嬉しいです。
炭焼の杜明ヶ島キャンプ場 「ハックルベリー」ぜひキャンプ好きなお友達に紹介して下さい。

ハックルベリーの隠れ家でトムソーヤと一緒に冒険の計画を練る。そんなワクワクをこのウッドデッキで感じて下さい。

サイトに入るには、10mもの空中廊下を通って。高さ4.5mの森の中の世界に入ります。

サイトは二段になっていて、左手見て!なんとコンセントが!AC電源サイトです。

広々としたデッキにどうテントを張るか?自然の木が随所にあるのであなたのキャンプスキルが試されます。

他のサイトから視線を遮られているプライベートサイト。
ゆっくりゆったりくつろげます。

炭焼の杜明ヶ島キャンプ場
ウッドデッキサイト「ハックルベリー」
https://www.bt-r.jp/smc/hucks/

 

#炭焼の杜明ヶ島キャンプ場
#ハックルベリー

新しいテント

2023年6月27日

新しいテント買っちゃった…。
うふ。
2年ぶりだもん♪久しぶりだもん♪と自分に言い訳しながら組み立てています。

Hilleberg SOULO BL
https://www.hilleberg.jp/product/tent/detail/12770218/

テント好きなので、2年で1個のペースでも35年やってるとけっこうな数になる。たぶん30個くらいある…、計算合わないけど(笑)

ホントは一個で充分だと思うけど、どしても登山の時、クルマで行くキャンプの時、数名で寝る時、二人で寝る時、ベースキャンプとして数日そこで眠る時、アウトドアの学校の時とか、色々なシチュエーションと、「え?このテント良さげ…使ってみたい…」という好奇心でこんな数になっちゃいました。会社のビルの3階を、テントやアウトドア道具を置く(濡れたテントを干す)為の空間として使っております。