2020年11月10日
【森に道を作って車が通れるようになりました】
【朝霧高原 英知の森キャンプ場】
【キャンプ場作っています】
先週、朝霧高原でプロデュースしているキャンプ場「朝霧高原 英知の森キャンプ場」に行ってきました。
(森に道を作ったら、空が開けてもっと素敵になりました。)
10月にタケハラ君とアッコさんに付き合ってもらって、雨の中、森を測量して回り、今のままでは車が通れない「森」の中を、車の横幅を模した「竹竿(通称ランクル棒)」を僕が持って竹竿が当たる木を「これを切って下さい!」と言いながら歩き回って、切る木をマーキングしてきたのですが、その木の伐採が終わったと報告を受けたのでした。
ホントに車で通り抜けれるか?かくにーん!ドキドキするー!
はーい、アウトドアプロデューサーさんが通りますよ~。
今までは人や自転車バイクしか通れなかった森の中を、僕の計算通りの「緩やかなカーブ」を描きながら、空間ができています。このキャンプ場としての理想のカーブが重要!まっすぐじゃ味気ないし、何より見通しが良すぎて雰囲気が出ない。ううーーんいい感じ!
ここは曲がれるかなー?こすらないかなー?
おお〜!行けるじゃん!!
感動!ありがとうお父さん!(英知の森のお父さんが木を切ってくれたのです)。
この道を自家用車で走った第一号の車は僕のアウトランダーでした。うむむ!ベスト!
なんだか僕の車がめっちゃカッコよく見える!
後は切り株の処理と、雨の中に定めたキャンプ地の広場の伐採。
このキャンプ場は、通常だったら、一定の空間に、採算を考えて昔のキャンプ場だったら12~15区画作るスペースに、何と6区画だけという、「キャンプサイト同士のプライベート感を重要視する」をテーマとして、森の中で隣や他のキャンパーの存在を気にせずゆったり過ごせるキャンプ場にしようと僕は思っています。
キャンプを始めたばかりの人は、人がギュウ混みのたーくさんのテントの中で「色々テントがあるねぇ」なんか言いながらキャンプするのも楽しいのですが、次第に少しづつキャンプに慣れてくると、隣のテントの話声や、ずーぅとユーチューブ聞いてるよー分らん番組の音、となりのオッサンの視線やカップルのキャッキャした声なんてぇもんは聞こえ無いところで、まったりコーヒーなんぞ飲みたいものよのう…と思うわけです。
ましてや、場所は巨大キャンプ場の聖地、朝霧高原。ふもとっぱらやらジャンボリーやら、巨大マンモス団地的な青空キャンプ場はいくらでもあります。そしてそれらは芝生に青空ドーン。ま、それもいいですけどね。慣れてくると直射日光やふきっさらしの風とか、そーゆーものの無い、「林の中」で、ひそやにテントを張るなんてオツですよね。となるわけです。森の中はいいですよ。静かだし、風にも強い。ましてや朝、頭上の小鳥の鳴き声で起きる朝なんて、それはそれは素敵なわけです。
というわけで、来春オープンに向けて鋭意活動中の「朝霧高原 英知の森キャンプ場」の工事情報でした。
次のステップは、キャンプサイトのチェック、そして、道は普通車の想定最大車「ランドクルーザー」でもこの道は通れるか?の実験、そして料金設定、ロゴやホームページ作りなどやることは山済みです。一つ一つ楽しみながらオープンまで何とかこぎつければと思います。
ランクルで通れるかの実験!ランクルオーナーさん!先生!出番です。
最近、ちょこちょことアウトドアプロデューサーとしてのご相談が増えています、嬉しいことです。
キャンプ場作ったり、グッズを作るコト。
デザインとホームページと料金体系や経営、マーケティングやキャンプ場のルールつくり、そして「なんだかわかんないけど…とにかく素敵…」なアウトドアの写真やイメージを作れる人って少ないのかもしれぬ。ありがたい事です。
13歳14歳から自分でキャンプに行き出して34年(両親に連れられて行っていたのは小学生以下からだけど、そんなのはカウントしないことにしています、自分の意志で行くからこそキャンプよね)。延々とキャンプをやって来たのだけれど、それがこうして人の役に立つとは思ってもいませんでした。人生何が役に立つか分からぬものです。
朝霧高原の英知の森キャンプ場、まだキャンプ場としてオープンしていないこのキャンプ場で、リサーチとしてキャンプを今後、複数回するつもりです。
キャンパーのお友達、もしよろしければ、まだキャンプ場としてのテイを為してはいませんが、ご一緒にちくっとキャンプでもいかがですか?冬の朝霧高原は寒いですが、ホラ、冬ってキャンプに最高の季節ですよね。うひひ。あーやだやだ困っちゃう。お仕事でキャンプしなきゃいけないなんて。良かったらお付き合いくださいね。