研修とは…人生における気づきや学び、
仕事に応用できる気づきや学びを得る事
こんにちは マツヤマ・デザインのキタザワ(左のオレンジ)です。
今年はマツヤマ・デザインの夏の研修に参加させていただきました。
初めての福島と山形。ひと夏の冒険。
日本国内、行ったことのない場所のほうが圧倒的に多い私にはとても新鮮なものでした。
力強い夏の青空と新緑、広がる平野と奥に見える山の連なり。知らない土地に行くこと。足を運ぶことで、何かを得ようという心が、より大きく広がる気がしました。
「遠くに行くと、日本が小さくなっていくよね」ゼキさんの言葉です。
そうだと思いました。私の出身は静岡県ですが、関東で暮らしていた時の気持ちに近いような感覚。
「どうせ静岡県の田舎に住んでいるからできない。」という考えが「行きたいところには行こうと思えばいけるんだ」に変わる感じ。
往復で1411.9km走りました。自分達の運転する車で遠くまで行くという経験はより自分を身軽にしてくれたような気がします。
浜松に来て、数年ぶりに「運転する生活」をしている私ですが、今回の研修では「高速道路をデリカで運転」という足が震えるミッションもありました。周りに合わせるという柔軟な対応や考え方に繋がる「勉強」になりました。
夏の遊べる回数は、どんどん少なくなっていく、体も動かなくなっていく。
やりたいことに積極的になれていないことは日々感じる中、
研修に行くということで「実行すること」へのヒントが見えた気がします。
可愛い名前からは想像がつかない、黄金のトラのような ブラックバス界の猛者、スモールマウスバスを狙いに来た桧原湖では太陽の光が天の川のごとく煌いておりました。
初めてのルアー釣り、エサ釣りの経験。釣りの間、ルアー釣りが趣味だと言っていた同級生のことが頭に浮かびました。
学生時代の私は、釣りというものが、こんなにも心臓が波打つもので、
泉の奥底から湧き出る水のようにエネルギーがあふれるようなものだとは知らなかったのです。
「命がけ」を意識すると自分の野性的な部分が見えてくるような気がします。
『「絶対釣るという気持ち」を持つことが大事だ。素敵なことだし人生も変わる。』と研修前にマツヤマさんが言っていました。
一瞬の何かに全力を注ぐことで萎びていた退屈な日々も太陽を浴びる花のように、人知れず咲き誇るのかもしれません。
釣りは「魚に合わせる」ものです。この魚はこのエサが好きかな、と考えたり、噛みついたタイミングに合わせてひっぱるということ。
仕事でも同じで、相手がどう思うか常に考えないといけませんし、タイミングも相手に合わせないと、自分一人ではできません。また、誰も正解を教えてくれる訳ではありません。見つけ出さないといけない。
思い通りにならない分、うまくいった時の素敵さが、洞窟の奥に眠る宝を発見できた時のように大きいのかもしれません。
自分一人だったらやらなかったこと。
「個人商店に入る事」
地元の方との会話でよりその街の空気を知ることができる気がします。
安くておいしい、地元民向けのいいお店の見つけ方についても教えていただきました。ただ見るのではなく観察すること、「観る」こと、考える事で、内面が見えるということ。
本質を捉えた仕事をすることに繋がる考え方だと思います。
3泊4日、テントで過ごすのかと思いきや、途中でペンションのようなホテルに変更!というサプライズ
余裕だと思っていた3泊4日ですが、なかなか釣れない1日1日に疲労していき、どんどん周りを見る余裕がなくなってしまいました。いつ何時も周りを見ていたマツヤマさん。さすがです。
今後の課題として、観察すること、観ていくこと、吸収すること。器を広げていくこと。があがりました。
観ることと言われた際、写真のことがぱっと頭に浮かびました。同じ場所で撮った人と自分の写真が全然違うのは、観ている場所の違いだと思います。
より良いものを誰かに伝えられるように、観ることができるようになりたいと感じました。
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できごとを写真で紹介します。
おいしいももを買ってもらいました。試食もできました。
もも販売所の隣でいきいきと水浴びしているトマト
景観を考慮した建物が並びます。
桧原湖すぐのキャンプ場。足湯もあります。
標高を考えると涼しいのでは?という気持ちで向かった桧原湖でしたが、夏の暑さがじわっと感じられました
光の中に虫が舞う…釣り師にはうれしい光景です
トンボだらけでした。気が付くと頭や釣竿の先にトンボが止まっています。ペットのようにかわいいです。
地元のいいお店探し。路地裏まで歩いてお店を探します。
釣りの朝は早いです。
山形 置賜白川でフライチャレンジ
「テクニッキ―な川だね」と松山さん
山形で広河原を発見!
研修に参加させていただきありがとうございました。
以上キタザワのレポートでした。