ヒラデさんが口を滑らせた店
割烹 みふね(袋井 料理屋・小料理・割烹)
大将は肉襦袢を着て仕事をしている。ぶ厚い木に張られた白い紙に大将が毎日手書くお品書き。見ているだけでわくわくする。値段は書いていない。たまたまカウンターの隣に座っていたお客さんに本ししゃも、鮎を御馳走してもらう。丁寧な仕事の鮎が日本酒に合う。カツオは、皮をとるか、皮つきか、薬味は、生姜かニンニクか聞かれる。カウンターにはフグのヒレが瓶にたっぷり、ヒレ酒はクリーミーなんだとか。お客さんは、店主の動きを見て、料理を注文したり、話をしたり。大将は修行先の師匠から「お客さんと呼吸を合わせられるようになれ。そして、そういうお客様を常連に持て」と言われたそう。お互いがお互いを尊敬できる関係。そんな店っていいな…。カウンターに座っているお客さんが、お座敷のお客さんを気遣い、献立を見やすいように動かした。お互いを思いやる、あうんの呼吸が出来る人が飲む大人のお店だ。
ゆっくり時間を楽しむ、待つ時間も料理の美味しさ、混み合う店なので予約が安心。
割烹 みふね
電話/0538-44-7008
住所/静岡県袋井市広岡274-8(袋井駅から徒歩15分)
営業時間/17:00~23:00 定休日/日曜日、祝日の月曜日